名前で信頼をデザインする
書ムリエの池上晋翔です。

 

今回は練習方法編です。

 

いきなりですが、みなさんは

自分の名前を練習されるとき

どのくらいの大きさに書きますか?

 

 

私は練習の時の目安は

100円玉の大きさをお勧めしています。

 

ちょうど、のし袋の名前を書く部分が

100円玉くらいだからです。

 

 

 

100円玉って小さそうにも見えますが

字として書いてみると結構大きいです。

むしろ気持ち小さめに書いて

実際はちょうどいいくらい。

 

 

 

また、著者の方で本にサインを

するときを意識する場合は

もう少し大きな500円玉

くらいでよいと思います。

 

 


 

普段から大きさを決めて

書き慣れておくと、いざという時に

不安材料が1つ消えるんです。

 

例えば結婚式の受付で

芳名帳を見た時に。

 

あの時練習した100円玉の

大きさで書いたらいいんだ~

 

と、思い出して意外と冷静になれたりします。

 

ということで、練習の際は100円玉の

大きさで練習をしてみてくださいニコニコ

信頼を与える署名をデザインする
書ムリエの池上晋翔です。

 

本日は文字の大きさのバランスについて。

 

これは鉛筆の考え方と同じで

画数の多い字は大きく

画数の少ない字は小さめです。

 

【谷口】

 

 

筆の場合、当たり前ですが

画数が多ければその分

自然と字も大きくなります。

 

 

 

もし画数の少ない字が続いた場合

苗字の場合は1文字目を大きく書きます。

名前の場合は自分の得意な字の方を大きく書きます。

 

もし苗字が「山口」といった場合は

山を口よりもやや大きく書きます。

 

↓このくらいの大きさのバランスで書きますよね

↑このくらいのだと口が大きすぎますし

 

 

ということで、字の大きさは

 

①画数の多い字を大きく書くということ

②画数の少ない字の時は

 1.苗字なら1文字目を大きく

 2.名前なら得意な方を大きく

 

2ヶ所太く書くもそうですが

書き方をルール化しておくと

環境が変わったときに

応用がききやすいのでオススメですニコニコ

信頼を与える署名をデザインする
書ムリエの池上晋翔です。

 

【魅力的な署名の書き方】

2ヶ所太く書く①~序章編~

2ヶ所太く書く②~太く書くのルーツ~

2ヶ所太く書く③~試行錯誤~

2ヶ所太く書く④~難しい線は鉛筆書きで~

2ヶ所太く書く⑤~太く書かない線~

2ヶ所太く書く⑥~画数の少ない字は1ヶ所だけ太く~

2ヶ所太く書く⑦~3ヶ所以上太く書く~

 

 

書いた字を逆さにしてみると曲がっていようが

バランスがいまいちだろうが上手く見える不思議。

 

 

前回までで

 

●2ヶ所太く書くこと

●画数を目安にした対応

●太く書く線や点以外の部分は鉛筆書き

 

など、基本的な書くことに関する

コアな部分はお伝えできたと思います。

 

それで1つ大事なことを

お伝えするのを忘れていました。

 

どうして太く書く2ヶ所なのかという理由。

 

 

私にとって2ヶ所太く書くというのは

決める行為です。

 

字の中でどこを強調するか。

字を通して伝えたいのか

その基準決めです。

 

 

元々のきっかけは書道でした。

 

書道ではよく自由に書いていい

と言われます。

 

でも自由というのは実際は自由ではなくて

暗黙のルールがあったりするのですね。

 

だから、書道の作品が作品として

第三者の目で評価ができたりするのです。

 

なので、自由といいつつ本当は自由じゃない。

 

 

以前アート風の命名書のご依頼を

いただいたとき、本当に自由に

書ける内容だったのです。

暗黙のルールすら不要の世界です。

 

 

その時に困ったんですよね。

 

どういう風に書いたらいいんだ…ってガーン

 

 

試行錯誤するうちに、この2ヶ所太くが

1つの型として出来上がりました。

 

 

 

それからもう一つ。

 

一部分を太くすることで

何を相手に伝えるのか。

これも決めています。

 

 

例えば1画目を太くする時は

物事への最初の入り方、

勢いを表す時に使用します。

 

途中の画を太くするときには

変化やメリハリを持たせたいとき。

 

最終画を太くするときには

終わりのまとめ方。

勢いのままに終わらせるのか

バランスを取って終わらせるのか。

 

このあたりを決めています。

 

私も池上晋翔の名前に関しては

太くする場所を何パターンかの

組み合わせを決めています。

 

池の1画目を太くするパターンと

太くしないパターンです。

 

 

 

1文字目の太くする場所を決めると

太く書くのルーツでご紹介した

パズル式に太い場所を散らすことで

大体の書き方は決まってしまいます。

 

 

太くする場所を決めておくと

本番書くときに迷うこともなくなります。

 

 

もちろん、デザインや字のバランスを

決めるためでもありますが

それら、1字1字の意味付けを決める行為。

 

毎日の生活は決断の連続と言われますが

字を書く行為も決断の連続です。

 

2ヶ所だけ、決断をして

魅力的な署名を作ってみませんかチュー