信頼を与える署名をデザインする
書ムリエの池上晋翔です。
時間がかかってしまったのですが
名刺用に使用する
筆文字の素材が完成しました。
最終的には名刺の用紙に
合わせてどちらかにする予定です。
黒一色の上は全て筆ペンで書いたもの。
滲みのある下の者は書道用の筆です。
署名を書きながら
というより、考えながら
色々思うところがありました。
名前の書き方を変えるのは
意識といいますか
ステージを変える感覚です。
例えば
池の点はどのくらいハネる
上は小さいけれど縦画は強調
晋は他の文字とのバランスをとる
翔は見せ場でもあり最後のまとめでもある
筆跡診断の視点から
書き方にいくつか意味を
持たせた部分もあります。
ですが、まずは
名刺をお渡しした時に
字を見ていただいて
信頼できる人だと感じてもらうこと。
この人にデザインをお願いしたいと
思っていただけること。
ワンポイントをおさえた書き方で
魅力的な字になること。
そのすべてがサンプルである。
私にとっては何よりそれが
一番大事だと思いました。
今回は、最初に自分の目指すべき
書き方を、決めてしまいました。
自分がこういう風に見られたい。
同時にこういうことを伝えたい。
そう思って筆跡診断の理論をベースに
デザインし始めましたが
なんというか自分がステージを
アップするためのステップのようでした。
字の書き癖には理由がある。
その癖は相手にも感覚的に
伝わっている部分もあります。
その理由を理解したうえで
書き方を変えると、
相手への印象も変わります。
もちろん、書き方を変える行為は
書き癖ではありますが自分自身の
習慣を変えることになります。
書き方の背景にある意味を知り
今度は新たな書き癖の意味を理解し
字を書くという行動習慣を変えていくと
意識が変わっていきます。
そんな面もお伝えしながら
手書きの筆ペンの署名の魅力を
今後もお伝えしていきたいと思います![]()


