ティンバーランドブーツの底が壊れた対策は? | 乗馬靴修理ベテラン職人ヒロさんのブログ

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靴修理一筋、-1994-創業のリペアショップPINO。乗馬靴の修理が得意ですが、靴ならば、どんな壊れ方でも独自の経験アイデアで「お直し」いたします。
その修理の方法技術などを日記にしてブログアップ。おたのしみに。

す2025.3.1
朝方の雨が止んで、すると急に晴れ間が広がった大阪地方です。
気温は、先日までの寒い記憶を遠くへやってしまうほど暖かい17℃。
通りの向こう側の白梅紅梅もぐんぐんと蕾を綻ばせています。
小生、今日もコツコツ靴修理やっております。


先々週に持ち込まれたティンバーランドというブーツは、何故か靴底が歪んで外れています。



昨年の酷暑にやられたか、

捻れた様に変形し、アッパーから脱落しそうです。


「治せますか?」

青年は心配そうに「患者」を見つめています。


「うん、直せるよ」

ただし、

使うソールはビブラム社の#1100番のソールとリフトで、コストも結構高いものに。

でも青年は、

「お任せします」


作業はなかなか難しい。

なんせ、アッパーの変形が激しくまっすぐにミッドソールを固定できない。



元々、このティンバーランドというブーツは接着剤のみでソールを装着している品物。

で、

アウターソールを取り付ける前に、新たにインナーソールとミッドソールを作り直し、それに底縫を行い強度をつけないと靴にならないのです。


西成の底縫業者に丁寧なアリアンと云う底縫を施してもらって、それにビブラムソール#1100番を接着装着したものがこれ。





若干のアッパー変形はやむを得ず、また本来の靴底の色では無いけれど、ご来店の青年にお返しました。

青年は、


「あの靴がこんなになったんですね!・・絶句」


またのご来店お待ちしてますよ。


「よっしゃ、できたど!」


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