この相棒の靴に幾ら修理代を注ぎ込んだろうか | リペアショップPINO-靴の修理職人ヒロさんのブログ

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靴修理一筋、-1994-創業のリペアショップPINO。乗馬靴の修理が得意ですが、靴ならば、どんな壊れ方でも独自の経験アイデアで「お直し」いたします。
その修理の方法技術などを日記にしてブログアップ。おたのしみに。

2024.6.20pm

関西は梅雨入り間近です。

6/20木曜日は普段定休日ですが、明日6/21〜23まで店舗のお休みのため、臨時営業となりました。

で、当店ピノ開店時(13年前)からずっと通われているお客様、Mさん75歳女性のブーツをお直ししています。



そのブーツご本人曰く、30年もの間、メインに履かれています。


初ご来店から早くも13年。

その間、小生がお直しさせて頂いた回数も二桁になります。

金額にすれば凡そ7万円を超えました。


今回の修理箇所はカカト部分のゴム交換です。



お客様のMさんの足は、長年の疲労が重なり変形症なんです。

痛みもあります。


よって、インソールにも特別な加工をして、カカトのリフト材もビブラム製をご指定です。


ご本人は、足にはダメージがあるけど、毎日のウォーキングはこのブーツでなければならないのです。

さすが人生の相棒ですね。


次回のメンテナンスは、少し水の侵入もある事なので、フルメンテナンスをお約束しました。

久しぶりに徹底的な分解修理を行う予定です。



今回の修理を完了しました。

これで凡そ3ヶ月は安全歩行が出来ましょうか。


「よっしゃ、できたど!」


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