皆さん、こんにちは。
週間フライディのおかげさまで本日も多くの方が来てくださいます!
関わってくださった皆さんに感謝いたします。
興味がある方は是非2018年デジタル版フライディ7月6日をごらんください。
本日もクリックいただけたらうれしいです。
本日は「何故ARTAS植毛をやめたのか。」
についてです。
ARTASは高性能の移植株を採取するロボットです。
手動のFUEで安定した結果を出せるようになるには、
とても時間がかかりますが、
ARTASは高性能ロボットなので、術者がコントローラーの扱い方さえ覚えれば、
1ヶ月程度で「ある程度」の採取が可能となります。
毛根採取率の合格点が、80パーセントといわれていますので、
「ある程度」とは85パーセント前後を指します。
FUEでは初めのうちは50パーセント程度の採取率の場合も少なくないので、
80パーセントを超えていること自体は合格以上といえます。
しかし私にとって「ある程度」の採取というのが、
いつの日にかストレスになり始めました。
FUSS(切る手術)では、全例99%以上で採取出来るのに、
「ある程度」。
今回2回のオペを受けてくれた方がいました。
1回目はARTASで、2回目はFUEで。
1回目の経過が良かったからこそ、
3年後に2回目を受けてより良い密度を望まれました。
私はオペ記事を全例詳しく記録しているので、
これを比較してみました。
1回目はARTASで950グラフト
毛根採取率は84パーセント。
2回目はFUEのみで1250グラフト
95.2パーセント。
明らかに違うのは毛根採取率。
これが6年間のFUE修行の努力の結果であり、
ARTAS越えをしたのです。
ARTASは悪くない機器であるというのは、今でも変わらない感想ですが、
最高の結果を目指すには、私は自分の右手、左手を信じて
精進しています。
本日はグラフト数は少なめでしたが、98%を越えました。
医療も知識と技術とそれに愛情!
分山先生と共に
今年はこれでいきます。
大切なのは技術だけではなく知識も必要なので、
知識に裏打ちされた技術の習得を仲間にも進めていきます。
2018年克誠堂から出版された
毛の治療の決定版の本 その名も「毛髪」
この中に私が話している事全てが書かれていたり、画像が載っていたりしています。
画像は私以外にも載っているので、いろいろな比較が出来ると思います。
植毛オペ希望で来院された方には、詳しい説明をさせていただきます!
「チーム長井」では、いつも自分の家族や友人に自信を持って勧められる事、 これを更に高めていきます。
これは人種を問わずです。
逆に自分や友人には受けさえたくない事は絶対やりません。
これまで同様、患者さんだけでなく同業の方に対しても、大切な事を伝えていきます。
大切な事は結果です。 すばらしいスポーツ解説者が、一流のアスリートでない事と同様に、
文言ではなく画像を見て体感してください。
こちらは 、はえぎわオペを受けてくれた女性のブログです。https://shokumou-girl.muragon.
更にこちらはご自身で当院でオペを受けてくれた方のブログです。https://wakahagekaizen.com/
患者さん目線で、当院だけでなく他の院のいいところ、悪いところを説明してくれています。
勇気ある更新感謝しています。
アメリカ毛髪学会専門医
アメリカ毛髪学会専門医試験管
アルタス公認国際インストラクター
長井正寿
Oral examiner of American bord of hair restoration surgery
ARTAS international instructor
Masahisa Nagai
more videos↓
https://www.youtube.com/channel/UCGHXUDvwIQmGd-Q8tUVeZyw
施術の説明:FUEパンチによって、ドナー部の毛穴単位で採取することで線状の傷を作らず、撮り過ぎによる密度のムラを出すことなく、良質なドナーを均等に採取する手術です。
麻酔は局所麻酔で行うため、術中の意識もあり最も安全です。
施術の副作用(リスク):施術に伴い、痛み、赤み・熱感、初期脱毛、切れ毛・抜け毛、つっぱり感、感覚の鈍さ、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕が生じることがごくまれにあります。
施術の価格:960、000円