不完全でぜんぜん良い | しょうこ研究所 in NY

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NYは優しい。あなたが本気なら。

みなさんこにゃにゃちは。

 

 

 

 

 

今日ね、サイモン・シネクが

熱弁振るってたんですよ。

 

 

サイモン・シネクって誰って

思った方、この人です。

 

モチベーショナルスピーカーで

TEDはもちろん、多くのイベントで

いわゆる自己成長などについて

話しています。本も5冊出版してて

もちろんNYタイムズ紙でベストセラーに

選ばれています。

 

シャープな切り口と語り口が

私は好きなんですが、

今日とあるインタビュー見てたら

熱弁ふるいながら泣き出してたんですよね。

 

 

え、冷静沈着な男が、なに。

と思ったんですが

他者へどれくらいのことを

してあげれるか、

そして人助けをしている人たちのためなら

僕はなんでもするだろう、ということを

話しているときに、

思わず感情が出てきてたようでした。

 

へえ、良いね。

と思ったよ。

男性がそんなに感情的に

人前で話すなんて、

なかなか見る機会がないもの。

 

 

そして英語で挨拶のときに

よくある投げかけの言葉、

 

「最近どう?」

 

の質問に

 

「調子いいよ」

 

と答えるのがもう嫌になってきた。

とも言っていました。

 

 

このインタビュー内では、

 

 

 

「僕は仕事ではまあ悪くないけど

アップ、ダウンはあるし、

プライベートな面では、孤独を

感じているんだ。」

 

 

 

って言っていました。

私、この当たり前のことに

ちょっとドキっとしたんですよね。

現代では、SNSやなんやらで

みんなハッピーなとこだけ

見るよね。

人前で話すとき、基本調子いいこと

だけ話すよね。

 

 

でも、私たち、そんな状態のとき

ばかりじゃない。

 

 

サイモンほどの人でも、

孤独を感じるのだ。

 

 

と私はちょっと安心しました。

 

 

また、これとは別に、

彼は40代で独身なのですが

 

「僕はこれまでたくさんの人に影響を

与えてきたし、人間関係に関しても

たくさんのことを学び、実践してきた。

 

今は、これをシェアする

たった一人の人が欲しい」

 

とぶちまけていたのですが、

私も同じ身ですから

とっても共感しました。

 

「僕はこれまで仕事が第一で、

とても充実した人生を歩んできたと思う。」

 

とも言っていたんですが、

私も共感するところで、

私くらいの世代(40代)で

20代、30代と自分のやることに

夢中で、勉強したり没頭したり、

パートナーシップがどうしても

後回しになっていた人って

たくさんいると思うんです。

 

そんな私たちの強みと言ったら

これまで培ってきた

知識や経験を活かし

自分たちの周りから

人を幸せにしていくことが

できるということ。

 

自己啓発や

自己成長が

単なる「ビジネスマンのお勉強」

ではなく、

若い世代にまで浸透し、

新しいスピーカーが台頭してきたのが

ここ6年ほど。

 

アメリカではこの6年ほどが

ムーブメントだったと

言われています。

 

 

以前の投稿に書きましたが

Jay Shettyを見に行った時

会場のお客さんの半分は

20代だったように見ました。

 

これ↓

 

自己成長に一生懸命になるのは

かっこ悪くない。

 

 

私は20代のときに

そういった本を読んでいたら

友人から

 

「しょうこ、それはダサいわ」

 

と言われたことがあるよ。

当時はそうだったかもしれない。

でも、私はそういったことを

学ぶのをやめなかったし、

やめなかった自分をとても

誇らしく思う。

 

 

話がずれちゃった。

 

 

というわけで、

人間不完全なのが

当たり前なのです。

 

そんな自分ってかわいいなあって

思っていいよ。

 

 

 

 

じゃあまたね。