こんにちは 「ようよう坂町」
暑い中、「第34回坂町消防団消防競技大会」が午前8時30分
から小屋浦小学校グラウンドで14チーム168名が参加し、開催
されました。
開会式は消防団長の訓示などに続き、選手を代表しての選手
宣誓はトップで出場する横浜第1分団第4部(鯛尾)の団員に
よる力強い宣誓です。
日頃の技を競いあいます。この競技大会は指揮者と選手3人
と補助者の計5人です。副消防団長へ報告をした後、ピストル
の合図で競技スタートです。
小屋浦地区に1分団2部の計7分団14部と役場を中心とした
本部分団があります。
本部分団が審査を行い、競技時間の速さと正確さを採点し、
成績を発表します。スタートから完了までの時間は100秒を
100点満点とし、それを過ぎれば1秒1点を減点、早ければ
加点していきます。もちろん操作の正確性も採点対象で、減
点されます。
まずポンプにホースをつなぎます。そして1番、2番選手がホース
を持って走ります。
1番選手が放水位置に到着すると、2番選手がホースを3本
つないでいきます。2番選手がホースをつなぎ、放水準備OK
が終わると、ポンプのところへ戻り、指揮者2準備完了の報告
をすると、放水開始となります。時間短縮のためには、2番選
手の走力がポイントのようです。
放水開始すると、まずドラム缶を水圧で倒していきます。
ドラム缶は左右に2本あります。うまくすぐ倒れるチームと、
なかなか倒れないチームがあります。
倒した後は、火災現場の的の穴に放水し、水が満杯になる
まで放水を続けます。正確さを競いあいます。指揮者が放水
の方向を指示します。
満杯になると、放水をやめの赤い旗があがります。
選手たちがスタート地点に帰り、身体の点検を行います。
異常なしということで、消火活動の終了を指揮者が副消防
町内消防団の14チームが日頃の技を競いあい、熱戦
の競技結果、優勝は坂第3分団第5部(浜宮地区)が優勝、
準優勝は坂第2分団第4部(刎条地区)、3位は小屋浦分団
第1部でした。おめでとうございます。
優勝チームには表彰状、トロフィーと賞品などが消防団長
から授与されました。
暑い中での長時間の消防競技大会は無事12時にi終了
しました。消防団の皆さんご苦労様でした。
これからも消防団の皆さんには、いろいろとお世話になること
となります。地域の安心・安全のための消防団活動に対して
感謝するとともに、その地道な活動を引き続きよろしくお願い
します。
ただ今回残念であったのは、今から110年前(明治40年)の
昨日の7月15日に小屋浦地区では豪雨で天地川が氾濫し、
死者44人、流失家屋は130戸中54戸と大惨事が起こり、
小屋浦地区は完全に陸の孤島になってしまった歴史を町長
を始め、団長、来賓などがあいさつで言及しなかったことです。
歴史は繰り返すといわれます。また災害はいつでもどこでも
起こりうるといわれている中、ぜひ忘れてはならない歴史のはず
なのに…。