こんにちは 「ようよう坂町」
今日は昭和の日、平成になって26年、昭和も随分遠くなりましたね。この
日はもともと昭和天皇の誕生日でしたが、崩御後は「みどりの日」、2007年
から「昭和の日」となっています。
さて、遅くなりましたが、佐伯区五日市の広島造幣局で開催された「花のま
わりみち…八重桜イン広島」へ行ってきました。
造幣局は大阪が本局で、東京と広島に支局があり、硬貨の製造を行ってい
ます。正面入口をはいると、造幣展示室があり、いろいろな硬貨や勲章、記
念メダルなどが展示してあります。
中に“持ち上げてみよう硬貨”のコーナーがありました。
500円硬貨2千枚で100万円、重さは何んと14㎏です。
100円硬貨4千枚で40万円、重さは何んと19.2㎏
10円硬貨4千枚で4万円、重さは何んと18㎏
1円は軽く5千枚で5千円、重さは5㎏です。
造幣局広島支局は昭和20年2月に開設されましたが、その時の第1号圧印
「桜の通り抜け」では大阪の造幣局が有名ですが、1週間で83万人余りが
通り抜けをしたとのこと。すごい人でゆっくり見ることはできなかったでしょ
うね。旅行中の朝ジョギングで行ってみました。外からでも十分ゆっくりと、
その美しさを観賞することができました。通り抜けは明治16年から始まった
その大阪の桜を昭和42年から順次移植してきた桜が、樹勢もいよいよ盛
んになってきた平成3年4月、造幣局120年記念事業の実施にあたり、こ
れらの桜を広島市民の皆様に楽しんでいただこうと、“花のまわりみち…
八重桜イン広島”として構内の桜を一般開放しました。
以来、広島の春の風物詩として毎年好評で、今年で第24回を迎えていま
す。造幣局の桜はほとんどが八重桜で、57品種218本の桜の木がありす。
八重桜はパッと咲き、パッと散る一重の桜と違い、開花期が長く、色あざや
かな大きな花びらがこぼれ落ちるように垂れ下がる様は、八重桜ならでは
の風情です。でも今年は早く咲いたためでしょうか。かなり散っている桜も
ありました。
毎年親しみを持っていただくため、数多くの品種のうちから一種を「今年の
花」として選んでいますが、今年は「花笠」です。所々に観覧記念の記念撮
影場所があります。孫娘も記念撮影です。
「関山」は東京荒川堤の桜として有名になった桜でした。花は濃紅大輪で39
本と一番多くあります。
白っぽい花は「松月」です。
「御衣黄(ぎょいこう)」は、花が開くと中心に紅色の縦線が現れる大変珍しい
品種です。
遅い「花のまわりみち」ではありましたが、まだかなり花も残っており、優雅な
八重桜をゆっくりと観賞し、感動しました。
外へ出ると、造幣せんべいなどの売店がありました。
造幣局の隣の五日市中央公園では、商工会などの実行委員会主催の「盛
春桜花(せいしゅんおうか)さくらまつり」が土・日に開催されました。
公園内にはいろいろなお店が出たり、ステージでは各種のパフォーマンス
ショーがあり、大いに楽しめました。
今シーズンの見納めとしての桜でしたが、これからはサツキや新緑のシー
ズン、自然を満喫するにはいい季節となってきました。皆さんも自然を求め
てお出かけにりませんか。
ちなみに、広島市では平和大通りで5月3日~5日まで「ひろしまフラワー
フェスティバル」が開催され、多くの人でにぎわうことでしょう。