こんばんは 「ようよう坂町」
今日は府中町の龍仙寺で午後1時から浄土真宗本願寺派「安芸北祖」の
門徒総代会総会があり、当宝海寺からは5名が出席しました。初めての
龍仙寺でしたたが、境内には寺建立時からの松、樹齢6~700年の立派
な松があり、歴史を感じます。


総会も無事終わり、研修会は元国立天文台台長であった先生の「かなたか
らのひかり」でした。


宇宙は138億光年前に誕生しており、ハワイにある「すばる望遠鏡」では、
100億光年まで見えるそうです。宇宙の大きさですが、銀河には1千億個
の太陽があり、その銀河が数個か...ら数千個で銀河団があり、その1億個
が宇宙全体という、想像のつかない数字です。ちなみに地球を10㎝のリン
ゴに例えると、月は3m先にある2.5㎝のピンポン玉、太陽は1.2km先の
10mのアドバルーンとのこと。地球に生物が存在するということは、奇跡的
なことで、他の銀河に生命が存在するか後10~15年後にならないと分か
らないそうです。宇宙人はいるか。いるかもしれないし、いないかもしれない、
でも私たちは「宇宙塵(ジン)」で年齢は138億+自分の年齢で、宇宙とつな
がっています。


“宇宙は広い、夜空を見上げると、大きな問題も少し小さく感じる。星空から
勇気をもらおう 明日の人生をしっかり生きよう 宇宙は私たちのふるさと”、
これに仏教の宇宙観も交えて話されました。


私たち"塵"という小さい存在かもしれませんが、138億年つながっている命。
大切に生きていかねばなりませんね。なかなか聞かれない話で感動しました。
今宵夜空を眺めてと思っていますが、雨模様で残念です。