帰りの垂水港ではちょうど風向きで噴煙が飛んできており、駐車場の車はご
覧のとおり、駐車場を歩いて回っていると、服には灰が付き、目が痛くなり、
口の中がざらざらするようでした。毎日こうだとたまりませんね。


五月姫は、名を滝夜叉姫に改め、父の本拠地下野の国・相馬の地へたち帰
り、城を築き、あまたの手下を従えて朝廷にそむき、天下を騒がしていました。
陰陽の術をもって朝廷につかえる大宅中将光圀(おおやのちゅうじょうみつく
に)は、山城光成とともに、滝夜叉姫征伐の勅命を受け、相馬の地へ行きます。
父の無念を晴らさんがため、必死で戦う滝夜叉姫とその一味です。


「悪狐」のコミカルな場面が多くあったのと違い、真剣勝負の演目との説明も
あり、その熱演と迫力ブリには感動です。終わった時は万雷の拍手でした。
30周年記念行事での「神楽の祭典」でしたが、今回の人気ぶりを見ると、来
年6月以降には、1千人規模のホールを持つ、(仮称)町民交流センターも完
成することだし、来年以降の開催も検討してみたいですね。
「神楽の祭典」は最初の企画時は、どれだけ人が集まるかと心配しましたが、
多くの町民に集まっていただき、大成功でした。改めて神楽人気に驚くととも
に、ぜひまた観たり、開催してみたいですね。