

1演目目は「悪狐」です。玉藻前(たまもまえ)と姿を変えた金毛九尾(きんもう
きゅうび)の狐です。


那須野ヶ原にある十念寺に旅の女と偽り、一夜の宿を求めます。十念寺の
和尚・珍斎(ちんさい)は快くこれを迎え入れます。


玉藻前をもてなすために味噌をすり始めますが、そこに正体を現した狐が襲


珍斎は、ステージを降り、場内を必死で逃げ、応戦するも取り喰われてしま
悪狐退治の勅命を受けた三浦介(みうらのすけ)・上総介(かずさのすけ)とい
う弓の名人が十念寺に現れ、玉藻前の正体を見破り、見事に悪狐を退治
していきます。






最初「悪狐」という神楽は面白くないと聞いていましたが、珍斎が登場した時、
30周年記念に呼んでいただいたことなどを含め、ユーモアを込めたセリフを
交えたり、会場の中に逃げ込んだり、会場は笑いの渦が湧いていましした。
2演目目は「滝夜叉姫」ですが、紹介は次に。