こんばんは 「ようよう坂町」
「継続は力なり」ですが、少しは地域活性化、にぎわい創出の“力”になった
のかなと思いながら、昨日の「さかサンデーマーケット」は創設以来９年半
年過ぎた１１４回目でした。単独開催としては出店者も少なくなったので、残
念ながら、今月限りで毎月第三日曜日の単独開催を断念。以後はイベント
との同時開催で年６回開催することとなりました。
「さか・サンデーマーケット」は旧坂町商工会時代の平成１５年１１月に国・
町の補助事業で“大型店のお客を再集客し、地元商工業の振興と地域活
性化をはかり、にぎわいを創出していこう”とスタートしましたが、３年目から
商工会単独事業となり、お陰さまで今年で１０年目に突入しました。
今回の開催で第１１４回目を迎えることができました。
現在の会場である坂駅前のパルティ・フジ坂は１０年前は空地でしたので、
そこを借りました。その後建設計画が出たので、第２回目からは役場隣の
県道予定地を無償で借受け開催しましたが、単独での集客は難しく、大型
店のお客を再集客するという、本来の目的に沿って、パルティ・フジが平成
１６年の開店に伴い、フジと交渉し、翌年の２３回目からパルティ・フジ坂を
会場に開催してきました。
駐車場スペースをかなり割いていただいているので、無料というわけには
いかず、１区画(３ｍ×３ｍ)出店料2,000円のうち、1,000円を賃料として支
払っています。運営はサンデーマーケット運営委員会（町内出店者）で行い、
商工会の補助なしの独立採算での運営です。
当初は単独開催でも２０店余りあった出店者も段々と減り、１０店を割るよ
うになりました。パルティにとっては一番駐車場が必要な土曜日から駐車場
を警備員の方に確保していただいており、出店者の減少はパルティにとって
ご迷惑になるので、運営委員会で協議し、単独の月の開催は断念し、イベン
トでにぎわうときのみの開催となりました。
今回も造幣局の「さくらまつり」に出店している方が数店あり、出店は６店で
した。
来場のお客様に今後の開催予告をするための今回の開催で、開催予定
チラシを配布し、告知しました。
今後は５月はお休み、６月２日（日）には、会場をベイサイドビーチ坂に移し、
「第５回リオdeビーチカーニバル」と同時開催となります。昨年夏に「みなと
オアシス」に登録されましたので、その記念事業も兼ねての開催です。
瀬戸の海や島々を背景にしたステージのないステージでの明るく開放的な
ブラジルの「サンバ踊り」が目玉ですが、いろいろなステージショーやビーチ
サッカーなどでにぎわいます。
「さかサンデーマーット」のお店も出張販売やフリマ、ブラジルやペルー、中
国などの国際交流マーケットもあります。
７月はお休み。８月は１７日（土）のパルティ・フジ坂での「第２２回潮の香ま
つり」という夏祭りです。日中の暑いうちは人出も少なく、やはり夕方の涼し
くなってから多くの人でにぎわいます。
ステージショーとしては子どもたちのダンスなどいろいろな団体のパフォーマ
ンスショーがあり、楽しめます。
そして午後７時過ぎからは「合同盆踊り大会」です。まず、地区に古くから
伝わる盆踊りの「地踊り」を各地区ごとに踊り、最後は「坂町音頭」をみん
なで踊ります。今年５月３日の「フラワーフェスティバル」の花のパレードに
出場します。
９月、１０月はお休みで、１１月は１７日（日）に北は北海道、南は九州の日
本全国から約２千人の選手が参加する「第２３回広島ベイマラソン大会」との
同時開催です。５㎞ジョギングの部、ハーフとフルマラソンの部があります。
会場は中国電力陸上競技場ですが、パルティとは近くなので、集客が期待
できますし、そもそもサンデースタートが、このベイマラソン大会の日でした。
１２月は１５日に周年記念事業と小学生による「キッズ起業家育成塾」のお
店の開店です。キッズは年に２回開催しており１９回目です。
キッズは“子どもたちに夢とチャレンジを”ということで、お店の経営を勉強し
経営計画を立て、実際に販売体験を行い、決算をしていきます。その販売
体験会となります。
子どもたちは積極的に会場内を出張販売です。
そして１月はお休み、２月は最後の日曜日に「坂町水産まつり(カキまつり)」
とのコラボ開催となります。今年は今までで最高の約６千人の人出でにぎわ
いました。もう坂町での最大イベントの一つとなりました。
むき身のカキや殻付カキなど販売で、長蛇の列が続きます。
水産まつりの後は、サンデーマーケットです。こちらも大いににぎわいます。
そして３月は１６日に町内で最大級で、最も古いイベントの「第３０回ようよ
うまつり」との同時開催です。水産まつりと同様に多くの人でにぎわいます。
町内出店者でおなじみの「寿し秀」さんに、メロンパンの「MIKA」さん。
自家野菜の「野菜グループ」のおばちゃん、骨董や山野草の「大崎」さん。
家電品店の「ウインディ」さんは福祉商品やノルディックウオークのポールな
ど、「野村水産」さんはカキの販売です。
町外からはおなじみ果物の「アサヒナフルーツ」さんです。
ステージショーあり、いろいろなイベントによる“みんなでつくり、みんなで参
加する、みんなのまつり”の「ようようまつり」です。
毎月第３日曜日開催をモットーに９年半年続きましたが、今年度は５月、７
月、９月、１０月、１月がお休みとなります。残念ではありますが、このお休
みの日を利用して、各地のイベントなどを視察し、また新しいイベントなどの
研究をしていきたいと思っています。
また、西日本最大級の人工ビーチであるベイサイドビーチ坂は現在、「み
なとオアシス」に登録されていますが、７～８月は県下最多の海水浴でにぎ
わいますが、それ以外の月の活用がほとんどされていません。できれば定
期開催でにぎわいが創出でき、地域活性化につながるイベントなどの開催
ができないかと思っていますので、その研究もしていきたいですね。