こんばんは 「ようよう坂町」
今日も寒い日でしたが、雨もやみ行楽日和となりました。広島では「全国菓
子博覧会」が開催されており、にぎわったようです。さらにマツダスタジアム
では、カープと巨人戦があり、延長戦のサヨナラでカープが巨人戦で今季初
勝利で盛り上がったようです。
昨日は雨予報の冬に逆戻りしたような寒さの中、佐伯区五日市の造幣局で
開催されてい「花のまわりみち…八重桜イン広島」が22日までということで、
行ってきました。
造幣局は大阪が本局で、東京と広島に支局があり、硬貨の製造を行ってい
ます。正面入口をはいると、造幣展示室があり、いろいろな硬貨や勲章、記
念メダルなどが展示してあります。
中に“持ち上げてみよう硬貨”のコーナーがありました。
500円硬貨2千枚で100万円、重さは何んと14㎏です。
100円硬貨4千枚で40万円、重さは何んと19.2㎏
10円硬貨4千枚で4万円、重さは何んと18㎏
1円は軽く5千枚で5千円、重さは5㎏です。
造幣局広島支局は昭和20年2月に開設されましたが、その時の第1号圧印
「桜の通り抜け」では大阪の造幣局が有名ですが、その桜を昭和42年から
順次移植してきた桜が、樹勢もいよいよ盛んになってきた平成3年4月、造
幣局120年記念事業の実施にあたり、これらの桜を広島市民の皆様に楽
しんでいただこうと、“花のまわりみち…八重桜イン広島”として構内の桜を
一般開放しました。
以来、広島の春の風物詩として毎年好評で、今年で第23回を迎えています。
造幣局の桜はほとんどが八重桜です。八重桜はパッと咲き、パッと散る一重
の桜と違い、開花期が長く、色あざやかな大きな花びらがこぼれ落ちるよう
に垂れ下がる様は、八重桜ならではの風情です。
園内にはいろいろに桜が植えられていますが、22日が最終日ということで、
もう遅いのでしょうか。かなり散っている桜もありました。
両サイド、至る所の桜を眺めながら進んで行きます。大通りの並木です。所々
毎年親しみを持っていただくため、数多くの品種のうちから一種を「今年の花」
として選んでいますが、今年は「糸括(いとくくり)」は江戸時代から知られている
桜で、花は淡紅色です。
「関山」は東京荒川堤の桜として有名になった桜でした。花は濃紅大輪で39
本と一番多くあります。
「手毬」は1本しかなく、花は淡紅色で、正に毬のように丸く見事な花です。
「御衣黄(ぎょいこう)」は、花が開くと中心に紅色の縦線が現れる大変珍しい
遅い「花のまわりみち」ではありましたが、まだかなり花も残っており、優雅な
八重桜を観賞し、感動しました。でもあまりの寒さにゆっくりと観賞できなかった
のが残念です。
聞くところによると、団体観光客も多く、福岡、倉敷、島根県からの観光バス
で来られたとのことでした。ちなみに昨年は400台近い観光バスが訪れたそ
うです。
今シーズンの見納めとしての桜でしたが、これからはサツキや新緑のシーズ
ン、自然を満喫するにはいい季節となってきました。皆さんも自然を求めて
お出かけにりませんか。
ちなみに、広島市では平和大通りで5月3日~5日まで「ひろしまフラワーフェ
スティバル」が開催され、多くの人でにぎわうことでしょう。3日の「花のパレー
ド」には、坂町から180人による「坂町音頭」が出場します。ご声援ください。