こんばんは 「ようよう坂町」
今日は今から７５年前の１９３６年（昭和１１年）、ベルリン五輪の競泳女
子２００ｍ平泳ぎ決勝で、前畑秀子が優勝した日です。ラジオの実況中継
をしていた河西三省アナウンサーが「前畑ガンバレ」と連呼し、日本中を
わかせました。それにちなんで「ガンバレの日」だそうです。
ロンドン五輪も残すところ後２日なりました。各国選手とも「ガンバッテ」い
ますね。今朝ほどの男子サッカーは宿敵韓国との４４年ぶりの銅メダルを
かけての戦いでしたが、残念ながら敗れました。ところが夜の女子バレー
では、同じく韓国にストレートで勝って、２８年ぶりの銅メダルでした。よく
「ガンバリ」ました。
今朝も寝不足の前、朝ジョギングに出ようと思っていたら、突然に大雨
と雷、男子サッカーの敗戦の涙雨なのでしょうか。
しばし、様子を見て小ぶりになった７時過ぎに走り始めました。
その雨のお陰でしょうか。日中は３０度と今までより、少しは気温が下がって
きました。空の雲も何となく秋の気配を感じさせるようでした。
今日は予定もなく、日中のんびりとしていましたが、暑さも和らいだため、
午後から自転車でポタリング、自転車での散歩を楽しんでみました。
ウオーキングでお馴染みの「さか・なぎさ公園」です。本来ならこの時期、
ヒロシマ原爆の復興のシンボル、夾竹桃がきれいに咲いているはず(左)な
のですが、残念ながら右の状態でした。先月剪定をしたとのことです。
せっかくの楽しみが台無しです。昨日役場に行って、夾竹桃の花の咲く時
期のことを話して、選定の時期を考えて欲しいといっておきました。
部分的にはきれいに咲いています。
やはり暑さが和らいだせいでしょうか。日中にもかかわらず、ご夫婦での
散歩や自転車を楽しむ人もいました。仲がいいのは人間だけではありま
夏から秋にかけての「芙蓉」の花が咲き始めていました。
まだつぼみが多いようですから、これからもっときれいになるのでしょうね。
親子などでの魚釣りの人もいます。
「芙蓉」を通して、ひろしまベイブリッジを眺めましたが、なかなかいいアン
グルではないでしいょうか。
いつもはライトアップされた風景を眺めていますが、いつ見てもいい眺め
です。イチョウの木が黄葉するころは、もっと素晴らしいでしょうね。
なぎさ公園から森山ジョギングコースに出ていくと、漁業基地夜朝市への
案内看板。
漁協事務所の前で毎月第１・３土曜日午前８時３０分から開催されていた
「新鮮お魚朝市」は、現在９月１日（土）リニューアルオープンを目指して、
建物が建設中です。現在、内装工事や厨房工事などが行われています。
隣にはカキ打ち作業場が並んでいますが、カキシーズンも終わり、ひっそ
りとしています。
１０月からのカキ打ちシーズンを控え、その準備が進められています。
いつもは夕日を眺める「夕日スポット」です。カキ筏の組み立ても見えます。
カキ打ちのシーズンが終わると、ホタテ貝を「カキとおし」したものを海に沈
め、カキのタネが付着するのを待ちます。７月ころに付着すると、それを引
き上げ、海岸沿いにある「カキひび」につるし直します。今、その作業を行っ
ているようです。
海岸線沿いは干満の差があります。「カキひび」につるされたカキの種は
干潮になると、海から出てきます。それを繰り返していくことによって、弱い
カキの種は死に、強いものだけが残っていきます。強いカキのたるが残っ
たものを、再び沖合の筏につるして養殖していきます。
カキ打ちシーズン働いた船を一休みし、選定に付着した貝などを除いたり、
塗装をして行く作業をし、来るカキ打ちシーズンに備えます。「戦艦三笠丸」
とあり、珍しい灰色のカキ船は、お馴染「野村水産」さんの船です。
今日のポタリングは、折りたたみ用ミニサイクルです。海の向こうは広島港、
宇品大橋。そして黄金山とマツダ宇品工場です。煙をはいているのは、自家
発電所です。
広島大橋とひろしまベイブリッジが交差し、宇品大橋へと続く、ジャンクショ
ンは、４層の十字になっており、私は「サザンクロス(南十字星)」と呼んでい
ます。黄金山から見ると、きれいに見えますよ。
夜ライトアップされたひろしまベイブリッジはナイトスポットですが、日中で
も曲線の美しい姿を見せています。ふと、山側を見ると、ハゼの木が一部
紅葉していました。立秋を過ぎ、暑い日の中ではありますが、秋が近づい
ているのですね。
１時間余りのポタリングで一汗かきましたが、再びこのコースを午後７時
過ぎから、ノルディックウオーキングをし、夜景を楽しみました。
「ガンバレ」の日。ロンドン五輪での選手の「ガンバリ」に感動しながらも
朝ジョギング、日中のポタリング、夜のノルディックウオーキングと、私も
「ガンバレ」ました。夜のひと風呂浴びた後の冷たいビールの何んとおいし
かったことか。「ガンバレ」たご褒美ですね。