こんばんは 「ようよう坂町」
昨日は夏日にあと一歩という２４℃でしたが、車ではクーラーがいるよう
になりました。久しぶりに広島県庁へ行きました。県庁は広島市市中心部、
向いはそごうデパート、リーガロイヤルホテルなどが隣接しています。
今日の要件は昭和７年に設立した財団法人横浜戸主会の解散届と残余財
産処分許可申請です。公益法人制度改革により、地域に密着した町認可の
「地縁団体」の設立(3/10設立総会)を選択したため、財団法人の解散となり
ました。数々の書類を揃えたため、とりあえずの申請で、後チェックで修正な
ども必要となってくるかもしれません。
せっかく広島まで出たので、佐伯区五日市の造幣局で開催されてい「花のま
わりみち…八重桜イン広島」に行きました。造幣局は大阪が本局で、東京と
広島に支局があり、硬貨の製造を行っています。正面入口をはいると、造幣
展示室があり、いろいろな硬貨や勲章、記念メダルなどが展示してあります。
中に“持ち上げてみよう硬貨”のコーナーがありました。
５００円硬貨２千枚で１００万円、重さは何んと１４㎏です。
１００円硬貨４千枚で４０万円、重さは何んと１９．２㎏
１０円硬貨４千枚で４万円、重さは何んと１８㎏
１円は軽く５千枚で５千円、重さは５㎏です。
造幣局広島支局は昭和２０年２月に開設されましたが、その時の第１号圧印
機です。表・裏の模様やギザギザを同時にプレスする機械です。
「桜の通り抜け」では大阪の造幣局が有名ですが、その桜を昭和４２年から
順次移植してきた桜が、樹勢もいよいよ盛んになってきた平成３年４月、造
幣局１２０年記念事業の実施にあたり、これらの桜を広島市民の皆様に楽
しんでいただこうと、“花のまわりみち…八重桜イン広島”として構内の桜を
一般開放しました。
以来、広島の春の風物詩として毎年好評で、今年で第２２回を迎えています。
造幣局の桜はほとんどが八重桜です。八重桜はパッと咲き、パッと散る一重
の桜と違い、開花期が長く、色あざやかな大きな花びらがこぼれ落ちるよう
に垂れ下がる様は、八重桜ならではの風情です。
園内にはいろいろに桜が植えられていますが、２５日が最終日ということで、
もう遅いのでしょうか。かなり散っている桜もありました。
毎年親しみを持っていただくため、数多くの品種のうちから一種を「今年の花」
として選んでいますが、今年は「御衣黄(ぎょいこう)」です。もう葉が出ているの
で、黄緑色の花と区別がつきにくいようです。
しかし、花が開くと中心に紅色の縦線が現れる大変珍しい品種です。
「兼六園菊桜」は、金沢兼六園にある有名な桜で、花弁数は多いもので３００
～３５０枚あり、日本でも花弁数が最も多い珍しい桜です。
菊桜との名のように、菊のように花弁が多い花です。
「関山」は東京荒川堤の桜として有名になった桜でした。花は濃紅大輪で３９
本と一番多くあります。
糸括(いとくくり)は江戸時代から知られている桜で、花は淡紅色です。
両サイド、至る所の桜を眺めながら進んで行きます。大通りの並木です。
「松月」は１２本あり、淡紅色の花がきれいです。
「福禄寿」は、淡紅色ですが、花弁は波打つようなしわがあります。
所々に観覧記念の記念撮影場所があります。桜のシーズンも終わりに近づ
き、そばにはこれからの花、サツキが咲き始めています。
また、ハナミズキも咲き始めています。
さすが造幣局、記念硬貨の販売所です。未使用の貨幣を美しい収めた貨幣
セットとはいえ、かなりプレミアムの付いた高額貨幣セットです。
遅い「花のまわりみち｣ではありましたが、まだかなり花も残っており、優雅な
八重桜を観賞し、感激しました。平日でも多くの人がいたのには驚きましたが、
聞くところによると、九州、四国方面からの団体の観光バスなどが多いとのこ
とです。
今シーズンの見納めとしての桜でしたが、これからはサツキや新緑のシー
ズン、自然を満喫するにはいい季節となってきました。皆さんも自然を求めて
お出かけにりませんか。
ちなみに、広島市では平和大通りで５月３日～５日まで「ひろしまフラワーフェ
スティバル」が開催されます。多くの人でにぎわうことでしょう。