こんばんは 「ようよう坂町」
本来なら２月は今日で終わりですが、うるう年ということで１日得をしたような
感じがします。今晩はみぞれ模様で寒さがぶり返してきました。
朝方の雨が上がり、「川本町・坂町絆１００キロマラソン」が２日間に及ぶ走破
の後、１００人に及ぶ大勢の人に迎えられ町民センター前に無事ゴールした
のは、先週土曜日の午前１０時１０分過ぎでした。
１０時３０分からは「川本町・坂町姉妹縁組２５周年記念式典」が両町出席者
１２６人(川本町からは４１人)のもと行われました。昭和６１年１０月２８日に縁
組して以来、２５周年が過ぎました。その間、いろいろな交流が行われてきま
した。私が初めて川本町へ行ったのはその年の１１月の横浜小学校PTAと川
本小学校PTAの交流でした。聞くところによるとこの３月に閉校統合され、再び
川本小学校として再スタートするとのことです。１２月には商工会役員の交流会
で再び行きました。そして翌年正月の商工会歳末セール抽選会には「江川太
鼓」を初めて招待しました。各団体に所属している私はよく川本町へ行ったもの
です。夏の祭りとして定着している「潮の香まつり」は川本町の夏祭りに刺激さ
れ、商工会青年部を中心にできたイベントです。また坂和太鼓同好会も江川
太鼓の指導でできたものです。また毎年１１月にフジグラン秋で開催される
「川本町・坂町特産品フェア」は経済交流として続いています。様々の交流が
続いています。
式典は１２０年の歴史誇り、昨年坂町無形文化財に指定された「坂雅正会」
の雅楽演奏で始まりました。
坂町長さんが「両町の友好と信頼はかけがえのない財産」とあいさつ。このた
び新町長に無投票当選された川本町長さんは養父が縁組調印をされたとき
の町長さんとのことでご縁を話され、「海との山の特色を生かした人情あふれ
る交流を展開してきたが、今後は災害時の絆協定を結びたい」と四半世紀を
振り返るとともに、今後の交流の継続を話されました。
交流団体として感謝状が川本町音楽芸能協会へ、そして坂町文化協会へ贈
呈されました。
続いて記念品の交換です。川本町からは「羊毛タペストリー」です。
坂町からは清水画伯の「ガラス絵」です。
来賓として広島県副知事さんの祝辞です。
続いて川本町議会議長さん、坂町議会議長さんの祝辞です。
式典終了後は記念行事です。川本町からは「川本神楽団」の神楽です。
演目は「塵倫(じんりん)」です。詳しくはホームページをご覧ください。http://www.geocities.jp/kawamotokagura/
迫力ある舞と次から次へと変わる衣装がすばらしかっですね。
続いて坂町からは「刎条亥の子保存会」です。演目は「鬼切」です。刎条地
区では毎年１１月下旬地区内の公園で「亥の子」を演じています。
最後は鬼の首を取り幕となります。
両町の記念行事に感動した後は、近くの福祉センターのアセンブリーホール
へ会場を移し、記念祝賀会です。坂町の特産品が並んでいます。これらは
坂町の女性会の皆さんの作です。
今が旬のカキめしとカキフライです。
にたり餅は古くから伝わるサツマイモを混ぜたおもちです。
川本町からは特産品の「エゴマ」を使った小龍包です。川本町の高校生が
料理コンテストに優勝した作品とのことです。
祝賀会は坂町議会副議長さんの乾杯の音頭で始まりました。
懐かしい川本町の方もいらっしゃり、交流の輪が広がりました。坂町特産品
ムラサキ麦(もち麦)でつくった芸州坂うどんも出ました。
私の席には川本町商工会の会長さん、副会長さんもいらっしゃいました。
昨年はウオーキング大会、議会でも川本町へ行きましたが、暖かくなったら
商工会を訪れますと約束をしました。ウオーキングにも行ってみたいですね。
楽しい交流はあっという間に過ぎ、川本町議会副議長さんの万歳三唱でお開
きとなりました。外に出、近くの平成ヶ浜中央公園には、町の木「梅」の花が
きれいに咲いていました。
２５周年といえば、四半世紀、結婚式でいえば銀婚式です。長く続いてきた
縁組は大きく強い「絆」で結ばれています。今回の「川本町・坂町絆マラソン」
でも一本のタスキをつなぎ、「絆」を深めてきました。
今後は３０周年、４０周年そして金婚式の５０周年へと、ますます「絆」が強く
なっていくことを期待しています。