こんばんは 「ようよう坂町」
新聞休刊日明けの今日は、日曜日のイベントなどのニュースが満載です。
姫路市であったB級ご当地グルメの祭典B-1グランプリには2日間で過
去最高の約51万5千人が訪れた。58団体が味とまちの魅力を競い、グ
ランプリには岡山県のひるぜん焼きそばが、そして2位には津山ホルモン
うどん、初出場の日生カキオコが9位に入り、岡山勢が何んとベスト10に
3団体はいる活躍を見せた。広島県の府中焼きはベスト10を逃した。と
の今朝の中国新聞でした。
一方では、「お好み焼き風児童ら味競う 坂でC級グルメ大会」という記事
も出ていました。昨日夕方には広島ホームテレビのJステーションでC級グ
ルメ大会「お好み焼きの新レシピで地域おこし」との放送がありました。
B級グルメは有名になりましたが、C級グルメとは初めてです。C級はB級
の下でなく、チャイルドの「C」です。今回初めて「C級グルメ大会」を開催した
のは、広島安芸商工会青年部です。チルドレン子どもたちが主役のグルメ
大会です。坂・船越・海田のお好み焼き店に協力をしてもらい、海田高校生
がサポーター役で、子どもの視点でレシピをつくり、素材選び、買い出し、調
理・販売までの全てを子どもたちの手で行います。働くことの喜びや大変さ
を体験してもらい、子どもたちの健全育成と地域コミュニティの発展、さらに
は地域経済の活性化を目的としているとのことです。各お好み焼き店のご
協力をいただき、試作を重ねてきました。
チケット1枚500円を先着200名に販売し、4食を食べ比べ、投票によっ
て優勝を決めるという、先月の「広島てっぱんグランプリ」方式です。
今回第1回ということや幟をみると、今後も続けるこということでしょう。商工
会地区は3地区ありますので、少なし持ち回りでも3回は続けなければなり
ませんね。
合併した青年部としては初めてマスコミに登場した事業のようです。少子化
の中、子どもたちを対象にした、地域イベントは注目されています。以下は
テレビの放送です。“創作お好み焼きを競い新レシピ開発 C=Child”との
試食したあなたが審査員ということで投票して行きます。そしていよいよ
優勝チームは地元横浜小学校の「浜っ子チーム」です。何んと男の子5人
組です。料理名は「マシッソヨろーる」です。賞状とトロフィーを受賞しました。
今回の「C級グルメ大会」は坂駅前のパルティ・フジ坂で開催されました。
子どもたち8チームの出店とチケット数200名限りという割には、広い
スペースの会場でした。この会場は毎月第3日曜日にサンデーマーケット
会場して使っています。駐車場スペースを土曜日朝から確保していだく
ため、土曜の夜など駐車スペースが狭くなり、随分迷惑をかけています。
今回のスペースは年に3回行う「坂町水産祭」「ようようまつり」「潮の香
まつり」といった3000人から5000人を動員するイベントスペースです。
平素の1000人規模のサンデーマーケットではこの半分のスペースで
行っています。青年部だから無理をというのではなく、少し配慮が欲しい
がらがらの本部テント、スペースがもったいないのですね。
坂町の小屋浦小学校は「なでしこ小屋浦」チーム、料理名は「ピザ風お好
み焼き」で生地にそばの麺を使って両面焼き、、ご協力いただいたのは坂
地区の“壮家”お好み焼き店です。
優勝した坂町横浜小学校の「浜っ子」チームの料理名は「マシッソヨろーる」
で、お好み焼きと韓国風チヂミをコラボ、生地の緑はニラを練り込んだもの
で、“こいけ”お好み焼き店のご協力です。「ようよう焼き」によく似ています。
船越小学校は「かなめぐラビット」チーム。料理名は「カレおこ」でカレーを
使ったお好み焼きで、“ちあき”お好み焼き店のご協力です。
海田小学校は「スマイル☆スター」チーム。料理名は「スマイルサンド」で
サラダ菜やパンを使ってはさみ、“よっちゃん”お好み焼き店のご協力です。
船越小学校の「AMTH」チームです。料理名は「カレーシャキシャキスパイ
シークレープ」でカレーを生地に、レタスを入れてシャキシャキに。“栄ちゃ
ん”お好み焼き店のご協力です。
海田南小学校の「鉄板とみ」チームです。料理名は「ピザ風お好み焼き」
でピザソースを使い、“鉄板とみ”のご協力です。
海田西小学校は「西小Five」 チームです。料理名は「洋風もちほくトローり
焼き」でもち・ジャガイモ・チーズが入っています。“ぽおぽお”お好み焼き店
海田小学校の「リトルガール」チームです。料理名は「チーズ明太お好み
ロール」で、軍艦風にのりでお好み焼きを巻いています。“リトルウッズ”お
この日はこの会場をスタート・ゴールにして「第46回ようようウオーキング」
がありました。受付時に「C級グルメ」PRのため、チラシを配りましたが、
11時20分頃に帰ってみると、もうチケットは完売でありませんでした。
でも、子どもたちはまだつくっているし、販売もしていました。
残念でしたし、参加者のために申し訳なく思いました。
なぜ200名といった少ない数をと聞いたら、子どもたちの生産能力という
回答が帰りましたが、子どもたちのイベントには多くの人が来たようですが、
結局はウオーキング参加者と同じようにチケットを買うこともできず、帰った
人も多くあったようですね。こういった人々はどんな思いで帰って行ったか
来年以降考えて欲しいですね。単独事業でなく、他のイベントとコラボする
のもいいのではないでしょうか。
今回の子どもたちを巻き込んだ青年部の試み自体は大成功と思いますの
で、今後も続けて欲しいですね。
子どもたちを対象にした商工会事業としては、8年前から旧坂町商工会が
広島文化学園大学と教育委員会共催のもとで「キッズ起業家育成塾」を
行っています。年2回行い、今回で15回目を迎えます。11月26日(土)
から開講します。町内の小学生5~6年生を対象にし、「みんなでお店を
ひらこう」ということで、お店の経営計画を立て、販売商品を決め、12月
18日(日)のさかサンデーマーケットで販売体験をします。
わが町は子育て支援の町ではありますが、子どもたちのたくましい
生きる力を育成することは、万人の願いです。
商工会も後継者育成の意味も含めて、長い目で子どもたちの起業
精神の育成や商工業に携わる人材育成に努めて欲しいですね。
それが地域の絆となり、活性化につながると思うのですが…。