こんばんは 「ようよう坂町」
秋といえば秋祭りのシーズンです。まだあちこちで秋祭りが開催されてい
るでしょう。わが町では既に10月に行われ、この12日(土)には横浜小
学校隣の恵比須神社のお祭があります。
わが町での最大の秋祭りといえば八幡神社の秋祭りです。わが横浜
地区からは大・小の曳船が奉納されにぎわいますが、その他にもいろいろ
な出し物などが奉納されます。曳船の紹介は下記でしています。
http://ameblo.jp/shokokai-saka/day-20111023.html
神殿では巫女舞があります。町内の小学生が舞っています。
浜宮地区の頂載(ちょうさい)です。荒々しいもみ方で有名です。
森浜地区の屋台です。曳船「目録」を交わし、と協力関係にあります。
曳船の担ぎ手の皆さんが手伝い、鳥居をくぐり神主さんのお祓いを受け
中村地区の屋台は古いため、屋台倉の前に飾り付け展示のみです。
境内では午後3時から湯立て神事があります。笛の演奏は上条地区の皆
さんです。
湯立て神事とは、豊作と健康を祈る伝統行事で、釜で湯をたぎらせ、それを
神前に献上し、最後に釜の熱湯を笹の葉で参拝者の頭上に振りまき、氏子
の安泰を祈願します。私も拝受しましたよ。
その神事が行われたところに神輿が展示してありました。もともとこの神輿は
広島浅野藩所有のものであったが、明治4年廃藩置県で藩が廃止された時
に藩に2基あった神輿の1つを買い受けた神輿です。
もう1つは府中町のえの宮にあるそうです。昭和40年ころまでの約100年間
使っており、その当時中学生が担いでいたが、担ぎ手がいなくなり、約50年
間神輿倉に納めたままで今日に至っています。
刎条地区の頂載です。境内から石段を下りていきます。
境内で西側地区の雄獅子の舞いが始まります。中腰での舞ですので大変
です。獅子は走友会の息子さんです。お父さんは笛を吹いています。
右側は上条地区の黄金色の獅子舞は雌獅子舞です。
おカメ、ひょっとこ、鬼が前払いをして行きます。
獅子舞は石段を下りていきます。
この時、曳船を先頭に参道には森浜の屋台、浜宮のちょうさい、刎条の
ちょうさいが一直線に続き、壮観な風景ですが、私は曳船とともに帰ります
ので、それを見ることはできません。
わが町最大の秋祭りの八幡神社秋祭りは、各地区からの寄進ものがいろ
いろとバラエティに富み、目を楽しませてくれます。こんなたくさんの寄進も
のがある秋祭りも珍しいのではないでしょうか。
でもまつりの開催日が10月の第2日曜日ということで、隣町の呉市や矢野、
海田などと同じ日で、お参りする人や店がが段々と減っているのが残念です。
来年はぜひ10月第2日曜日は、八幡神社の秋祭りにお参りいただき、伝統
の数々の寄進の出し物を観賞していただきたいですね。
文化香る「坂町」なのですよ。