秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈むといわれ、昼と夜の長さが
同じになるといわれています。
実際にはどうでしょうか。広島の秋分の日の日の出時刻は午前5時58分日の入り時刻は午後6時8分で、昼の長さは12時間10分とまだ昼が長
いようでした。昼夜が同じ時間となるのは9月27日ということでした。
今日の日の出時刻は6時1分、日の入り時刻は午後6時1分と昼と夜が
同じ12時間です。
ということで、わが町ではどうなのかとデジカメを持って朝ジョギングに出か
けました。いつも日の出に向かって手を合わせる中国電力グラウンドの前
で日の出を待とうと思いましたが、まだ早いようなので、場所を移動。照明
塔と鉄塔、そしてグラウンド内にはカラスがたくさんいました。
元旦の初日の出を拝むさか・なぎさ公園で日の出を待つことにしました。
ちょうど真ん中の高い山の頂上から出そうなので、日の出時刻は遅くなり
そうです。振り返るとひろしまベイブリッジが既に朝日に輝いています。
広島大橋やマツダの宇品工場、自社発電所も輝いています。やっと日の
出です。時刻は6時35分です。広島の日の出より34分も遅い時刻です。
近くに漁業基地がありますが、かき船が出かけています。今年はかきの
実入りが今ひとてつということで、かきを打ち始めるのが2週間ぐらい遅れ
10月14日頃からになるとのことです。
段々と太陽が昇ってき、海の輝きも増してきます。
もう少しすると黄葉するイチョウの木を通しての日の出です。逆を向き、
ふと渚をみると、カモがいました。朝っぱらから何を考えているのでしょうか。
朝日の静かな海に泳いで行きます。魚を取りにご出勤でしょうか。
ひろしまベイブリッジとかき船。巨大な自動車運送船と広島大橋です。
日の出を拝んだ後、家路の途中。咲いている花をとってみました。そろそ
ろ秋の気配が感じられる花も咲き始めています。つゆ草とおしろい花です。
8月頃から咲いている芙蓉の花はまだ咲いています。この花も日が照ると
花を開きます。夜の間は閉じています。
陽のあたるところに来ると、おしろい花は開き始めました。
わが家に帰ると、満水になった池に赤とんぼが来ていました。
水の中にはアメンボがかなり来ています。近くには水辺がないので、水を
昨今の朝冷えで公園の桜も紅葉をはじめています。
夏の花の朝顔はまだ健在です。白い芙蓉も咲いています。
秋の味覚といえば、栗にミカンでしょうか。こちらはまだのようです。
わが家の隣にあるミカンの木の下やわが家のイモ畑はイノシシで荒らさ
れています。今日の朝ジョギングは写真をとりながらでしたので、約1時間
ぐらいかかりましたが、いろいろな自然に出合うことができ、改めて朝ジョ
き、孫娘とともに、夕日スポットへ行きましたが、ご覧のように厚い雲で覆わ
れており、残念ながら夕日は見えませんでした。秋分の日の夕日です。
日の出時刻は太陽が顔を出した時、日の入り時刻は太陽が完全に沈んだ
時です。秋分の日は6時でした。当日の広島での日の入り時刻は6時8分
でしたので、今日の日の入りは5時53分のはずですが・・・。
西が厚い雲で覆われているので、夕焼けも今イチです。
右は秋分の日の夕日に輝く広島大橋です。
江田島方面やひろしまベイブリッジ方面ですが、かすかな夕焼け雲です。
せっかく孫娘に美しい夕日を見せようと思ったのですが、残念です。これか
ら夕日時刻が早くなりますので、早めに保育園に迎えに行って、すばらしい
夕日を見せてやることにしましょう。
最近子どもたちは朝日や夕日を見ることがなくなっているとのことがいわれ
ています。自然の移り変わりがわからない子どもたちも増えているようです。
今から冬にかけてのこの時期、自然の移り変わりがよくわかる季節です。
外に出て、観察して欲しいですね。
昼夜同じ時間の1日ではありましたが、残念ながらそれを実感することが
できませんでしたが、1日の始まりの朝ジョギングで日の出だけでなく、多く
の自然に接することができ、大いに満足の1日でした。