こんばんは 「ようよう坂町」
今日も34度と猛暑日にはわずかに届かないが、外に出るのが嫌にな
るぐらいの暑さでしたよ。そんな中、今日は1日中外に出、何汗もかき
ました。
1汗…朝ジョギング
2汗…その後、畑で草取り
3汗…「健楽歩だより」を配布(横浜中央地区内約200世帯)
4汗…池の水が止まったので、水源地の改修
5汗…スポーツジムでのエクサーサイズ
6汗…「健楽歩だより」を配布(上条・植田地区約100世帯)
そのたびに衣装替えと数リットルの水分補給、タフな1日でした。
そして午後7時から坂町民センターで、早々と「第21回広島ベイマラソン
大会」実行委員会がありました。大会事務局は現在教育委員会が行っ
ています。
町内各団体で実行委員会を構成していますが、いつも集まるのは10数
人です。もうこれだけ回数を重ねるとこれでもできるものですね。
当日の役員数は約366人ですから、町人口の約3%がかかわっていま
す。後ろ向きが左から教育長さん、商工会坂支所長さんで大会副会長
続いて体協会長さんが大会会長で、右が大会委員長の体協理事長さん
で、私は大会副委員長です。
会議はまず大会会長のあいさつで始まり、事務局から昨年の第20回
大会の事業報告と決算報告です。20回記念大会ということで申込者が
1,698人で出場者は1,591人と多かったため、収入が増え、当初予
算では50万円の積み立てを崩したが、繰越金として100万円出たとの
報告があり、今年崩した積立金を積み立てていこうということになりました。
昨年は20回を記念して、第1回から20回連続出場していただいている
3人の選手の皆さんを表彰しました。本当にありがたく、頭が下がる思い
です。記念の盾が贈られました。
続いて、第21回の大会計画と予算、募集要項などについて協議しました。
今年は11月20日に開催しますが、マラソンは県下唯一のフルマラソンの
部42.195㎞が500人、ハーフマラソンの部500人、5㎞ジョギングの部が
750人募集定員と決まりました。最近人気のあるハーフマラソンの部を新
設しました。
前回までウオーキングの部がありました。このウオークの部は、4年前
の全国展開事業の一環として「ベイウオーク」という名称で開催されてい
ましたが、昨年8月に「悠々健康ウオーキングのまち」宣言がされました
ので、それを記念し、「悠々ウオーク」として名称を変更していましたが、
今年度からウオーキングを分離し、マラソンだけの大会とし、ウオーキン
グ大会は、来年3月25日(日)に「第1回坂町悠々健康ウオーキング大
会」として、大々的に開催する予定です。先日町内各団体での実行委員
会が立ち上がり、計画を進めています。ウオーキングのまちづくりがます
ます進んでいきます。
さて、この「広島ベイマラソン大会」が誕生したのは、21年前の坂町走友
会の新年会の席上で飲んだ勢いでの発案で、その年の12月に開通する
ひろしまベイブリッジ開通記念で橋の上を走るマラソン大会を開催しようと
いうことになりました。平成2年11月に開通前の橋を貸切り、ソウル五輪
女子マラソン優勝者のロザ・モタ選手(ポルトガル)を招待し、橋を往復す
る7㎞の「広島ベイマラソン」として開催したのがきっかけでした。
約2,500人余りの選手が全国から集まり、大成功に終わりました。
これだけ集まったものを1回でやめるのはもったいない、マラソンを使って
町の活性化ができないかと走友会で考えたのが、フルマラソン大会です。
その当時(今でも)広島県にはフルマラソンの大会がありませんでした。
そこで広島県唯一のフルマラソン大会を売りにすれば人が集まるかもしれ
ない。でも狭い町内でコースがとれるのかということになりましたが、東京
の皇居や大阪の長居競技場を何周も周回するマラソン大会にヒントを得
て、一周5㎞の森山ジョギングコースの半周2.5㎞を8往復半するコース
を設定。スタートゴールは我が家・尾鷹公園に隣接している坂中学校(現
在は中国電力陸上競技場)でした。 右が現在のスタート地点の中電陸上
競技場、左が折り返し地点です。
平成3年11月広島県唯一のフルマラソン大会の「第1回広島ベイマラソン
大会」を開催しました。9月の台風19号でコースの一部道路が崩壊、中止
かと思われましたが、何とかできないかと、やむなくコース変更をしての募
集でした。正直なところ、選手の集まりが心配でしたが、約300人の選手
が参加、ホッとしました。以来、今年でもう21回目を数えます。大会事務局
も走友会から現在では教育員会が担当しています。大会の募集受付から、
当日の運営などについては町ぐるみの実行委員会で行っています。
今まで町からの補助金は全くない自主運営でしたが、今年度から50万円
の補助金をいただくことができました。
ハーフマラソンは最近人気がありますので、今回新たに導入しましたが、
スタートはフルと同時スタートとします。中国電力陸上競技場をスタートし、
シーサイドコースを広島大橋下の少し先を折り返す2.5㎞を周回し、ハー
フは4往復、フルは8往復半しますので、募集人員が増えたにもかかわら
ず、役員の数はほとんど変わりません。給水所は2ヶ所でOK。普通のマラ
ソン大会に比べ、役員の数は格段に少なくて済みますが、それでも約366
人必要で正に町ぐるみでの取り組です。
周回して最後2.195㎞走り、競技場内がゴールとなります。ハーフも最後
フルマラソンの部のスタートです。会場の競技場を出て、周回コースへと
出ていきます。
グラウンドを出た所の1キロ地点です。一周5㎞の森山ジョギングコース
の半周の2.5㎞を8往復半するコースで行っていますので、途中表示も
一度で済みます。
8回も往復すると、違えることもあるということで、事前に必要な選手には
8本の輪ゴムを渡し、一周するごとに、輪ゴム入れに入れてもらいます。
走り終わった後は、名物のカキ雑炊が振る舞われます。無料で食べ放題
ですので、これが楽しみで参加しているという選手の皆さンも多いようです。
1時から開始ということですが、長蛇の列ができます。
昨年20回の節目を迎えた「広島ベイマラソン大会」ですが、町の補助金
なしでよく来れたというのが実感です。記録を手動計測からチップによる
機械計測を導入してから支出増で赤字が続いており、一時約800万円
余りの積立金がありましたが、今では約350万円と少なくなっています。
最近毎年50万円ぐらいの赤字が出ていました。昨年は記念大会というこ
ことで、参加者も多く、黒字でしたが、このままでは近い将来大会開催がで
きなくなる恐れがあるということで、町補助金をお願いしました。
今年21回目ということで、新たなスタートとして、「ハーフマラソンの部」を
新設しました。県下で唯一のフルマラソン大会ではありますが、それに
人気のあるハーフが追加され、ますます魅力的なマラソン大会になってい
くのではと、期待しています。
明日は月イチの「ようよう坂町ウオーキング」の実行委員会もあります。
ウオーキング宣言の町としては、ウオーキングの推進もあります。
でも、実はマラソンの方が歴史があるのですから、こちらもますます魅力
的に大会にして行き、わが町を全国に発信して行かなければなりません。