こんばんは 「ようよう坂町」
今日は33度ということでしたが、日中は外に出るのがいやになるぐら
いの暑さでした。でも夕方は潮風が吹き、割と涼しかったようです。
横浜小学校近くの横浜三部港からちょうど夕日が見えましたので、撮り
ました。夕日が沈みゆく向こうの山は横浜公園付近です。
夕日に輝く海岸沿いの家です。海を見ると、小イワシが泳いでいます。
もう少しすると、海岸沿いからまき餌をすると、網ですくうことができます。
鯛尾田島道路付近へと夕日が沈んできます。
そんな中、午後7時からは文化協会主催で「盆踊り・坂町音頭を踊ろう」
ということで、その練習会がありました。文化協会では、伝統文化の継承
と指導者育成をはかるため、先日町内の各文化団体に呼び掛け、連絡
協議会を立ち上げるための準備をしています。そのためにまず、坂町の
各地に古くからある盆踊りの「地踊り」と昨年新しくできた「坂町音頭」の
練習会を企画しました。今日が坂。横浜地区でそれぞれの小学校、明日
が小屋浦小学校で開催されます。
外は涼しい風が吹いていましたが、横浜小学校の体育館は日中の熱気
がのこり、非常に暑い状態でした。そんな中、子どもさんを含め、約100
人の地区の皆さんが集まってくださいました。まず「坂町音頭」の練習です。
曲なしで、指導者を見ながら練習をして行きます。
少し慣れてきたので輪になって「坂町音頭」の曲により踊っていきます。
子どもさんも、2日には小学校のサマースクールで地元の方に指導して
一汗かいた後は、地区に古くから続いている伝統のある盆踊りの「地踊
り」です。音頭を歌い、太鼓に合わせて踊っていきます。
「地踊り」は町内各地区でも踊り方が違いますが、わが地区では「四つ竹」
を使います。カチカチと鳴らしながら踊っていきます。昔は漁師町だった
ので、貝殻でつくっていたとのことです。
これも子どもさんたちは、5月小学校運動会で踊りますので、慣れたも
のです。小学校区で新しい地区である平成ヶ浜地区の若いお父さんやお
母さん方には、目新しい踊りです。
非常に暑い中、汗をかきかき、約1時間半、新旧の踊りを練習しました。
どれだけヶ集まるか心配でしたが、多くの方に集まっていただき、その
関心の高さにありがたく、ホッとしました。最後は噴火協会副会長さんの
「ありがとうございました。地区の盆踊り、潮の香まつりで一緒に踊りまし
ょう」と閉会の挨拶をし、無事終了しました。参加者の皆さんには出口で
アイスケーキが配られました。
町内ほとんど地区では13日~14日に地区の盆踊り大会があります。
また、20日(土)午後7時から「第20回潮の香まつり」の合同盆踊り大
会が開催されます。昨年から新しい「坂町音頭」を踊りましたが、今年も
各地区の盆踊りを踊った後、皆さん合同で「坂町音頭」を踊ることになり
ます。大いに盛り上がってほしいですね。
古くから伝わる伝統の「盆踊り・地踊り」は、各地区で踊りが違うため、
一緒に踊ることができません。それぞれの地区で子どもさんへの伝承を
含め、伝え続けていってほしいものです。町内の皆さんが一緒に踊る
ことができるのは、新しい「坂町音頭」です。この音頭はできたばかりで、
まだ発展途上です。これから100年先にも続き、新しい伝統文化となっ
てほしいですね。そのためには、地区の盆踊り、そして潮の香まつり、
皆さん大いに踊りの輪に加わってください。