こんばんは 「ようよう坂町」
8月になり、依然として暑い日が続いています。孫娘は元気で保育園に
通っています。家に帰ってからはコロなし自転車に乗っています。
どうも私に似て汗かきのようです。最近鼻とおでこに汗もができてきまし
た。昔から海につかるといいよといわれています。海に海水浴にでも行
けばいいのでしょうが、先日からの水泳教室といえば、プールです。その
甲斐もありませんので、今日は保育園迎えの帰りに海に行き、ペットボト
ルに海水をくみに行きました。そして夜の風呂上がりにつけて寝ました。
効果が出るでしょうか。
さて、今日はブランド開発委員会が午後7時から町民センターでありまし
た。今回は今年10月29日(土)・30日(日)に広島市中央公園で開催さ
れる「第2回ひろしまてっぱんグランプリ」出場のため「ようよう焼き」の試
作を行います。
「ようよう焼き」は、坂町ブランド開発委員会が、ウオーキングのまちづくり
を推進しているわが町で、ウオーキングをしながらでも気軽に食べられる
「お好み焼き」の開発をコンセプトに3年前から開発しています。昨年10月
に広島市で行われた「第1回広島てっぱんグランプリ」では、県下7市の中
に交じって、唯一の町として坂町の「ようよう焼き」参戦し、2日間で4千食余
りを販売し、4位大健闘しましたが、残念ながら3位までの入賞は逃しまし
たが、大いに坂町をPRをしました。この時の外皮はピタパンを使いました。
初めての「お好み焼き」対決ということで、マスコミも注目し、広島だけで
それ以後、兵庫県福崎町の「もち麦(坂町ではムラサキ麦といっている)」
を使った特産品開発の視察に委員会が行き、検討した結果、ピタパンは、
お好み焼き感覚でなく、しかもコストが高いということで、町内お好み焼き
店への採用、波及が難しいということで、「もち麦」を使ったお好み焼き感
覚のものを試作することにしました。
3月の「ようようまつり」で初めて試験販売し、好評を博しました。
その前々日の読売新聞には「坂町ウオーキングのお供に ようよう焼き」
開発3年、20日にお披露目という記事がかなり大きく掲載されました。
今回の「てっぱんグランプリ」の出場条件は、同じものが町内のお好み焼
き店2店以上で食べられることです。ということで、町内のお好み焼き店の
皆さんにも参加していただきました。そして、県内お好み焼きの研究という
ことで、昨年のグランプリに出場したところを訪問し、調査しているという
修道大学の学生さんも取材に来ました。
まずもち麦と小麦粉を混ぜて生地を作ります。ブランド委員がその比率や
作り方を、逆に専門家であるお好み焼き店の皆さんに説明してきます。
まず生地を作っておきます。一方では焼きそばづくりです。
今回は冷凍カキが手に入ったのでカキも入れてみることにしました。
ブランド委員の焼きぶりをお好み店の皆さんが見ています。
焼きそばは形が崩れないように卵で巻き、再び焼いていきます。
焼きそばを生地にのせる大きさに切っていきます。一方で生地をつくって
いきます。もち麦が交じっていますので、若干広げていくのが難しい一面
があります。
生地ができると、焼きそばを生地の上に置き、半分に折りたんで行きます。
それを半分に切っていきます。
お好み焼き店の皆さんも実際につくっていただきました。こういった方法
がいいのではという提案も受けました。
できあがったものは熱いので、片手で持って食べられるように、包装紙
で包みます。トッピングとし地元産の大根を使い、サラダ風に仕上げ゛、
ミニトマトや紅ショウガを加えました。
できあがった「ようよう焼き」をお好み焼き店の皆さん、修道大学の皆さん
そして委員で試食しました。
皆さんおいしいとの評価で、これなら採用してもいいという意見が多くあり
ました。ただ、課題としては、熱さのため包む紙がくっつき、食べにくい点
やもち麦のコスト高といった点です。これらをさらに研究・検討しながら営
業ベースに持って行くことができればと、1歩前進の委員会でした。
直近の20日(土)に開催の「第20回潮の香まつり」で実験販売を行い、
お客さんの反応を見るとともに、協力いただけるお好み焼き店さんにも
「第2回てっぱんグランプリ」の申込期限は8月下旬ということですので、
それまでにウオーキングをしながら、気軽に食べ歩きができる坂町独自
のもち麦をつかった「ようよう焼き」を仕上げていく予定です。
ちなみに「ようよう」とは、坂町の方言で「ありがとう」の意味ですが、「前途
ようよう」の願いもこもっていますので、「ようよう焼き」の前途は洋々とい
きたいですね。委員会では「グランプリ」では3位以内の入賞を狙ってい
ますので、ぜひ町内外の皆さんも応援をよろしくお願いいたします。