こんばんは 「ようよう坂町」
広島市は路面電車の博物館といわれ、いろいろな都市で走っていた電車
が未だに健在に走っています。 京都、大阪、神戸そして福岡などです。
以前はドイツの電車も走っていました。といっても最新型の電車も走って
おり、市民の身近な足として利用されているだけでなく、観光客にも人気
があり、観光広島の一役を担っています。
左は旧大阪市内電車です。昭和40年移籍と書いてありますので、何と
もう45年以上も現役で走っていることになります。最新型の5100形グ
リーンムーバーmaxです。広島は日本最大の路面電車の町です。
そんな市内電車が何と坂駅前のパルティ・フジ坂にやってきたのが、昨年
の今日でした。開店6周年記念の一環でしょうか。
広島電鉄の電車で以前広島駅から宮島まで走っていた旧福岡市内電車
福岡市内電車は市内電車には珍しい3両連結ですが、現在でも現役で
走っていますが、坂町に来た電車は2両編成です。
坂町は海の町ということで、波や魚をイメージしているようです。
その前年の夏には開店5周年として、サマーイルミネーションが点灯され
ました。夏の点灯は珍しいので、坂町での夏の夜の楽しみが増えました。
そして昨年からは、新たにやってきた電車のイルミネーションが点灯し、
ますます魅力アップとなりました。
先月には開店7周年記念として「「ぼよよん共和国・中西圭三チャリティ
ライブ」があり多くの人でにぎわいました。
そんな中パルティ・フジ坂で、フジさんとの大型店協議会がありました。
出席はフジ店長さん、次長さん、課長さん、商工会坂支所長さん、経営
指導員さん、広島東部開発㈱社長さん、そして私です。支所長さんはふ
とん店から業態変更をし、バラエティ雑貨の店「ももいろのきりん」を出店
されています。開店以来のメンバーは支所長さんと私です。
この協議会は年に2回、この時期と12月頃行っています。
フジさんには、昭和62年出店表明以来、協議を重ねながら、平成2年の
広島東部開発㈱設立、坂町を含め7市町の商調協(今はありませんが)、
平成7年の開店に際しては坂町から5店を始め、安芸地区商工会から20
店のテナントを入店させていただいたりし、協力してもらいました。
また開店に際しての協定書には地元への貢献として、特別会費やいろい
ろなイベントへの協力を盛り込ませていただきました。
その一環で行っているのが「坂町・川本町特産品フェア」はフジグランオー
プン以来会場を無料提供していただいています。 昨年で15回目です。
に「さか・サンデーマーケット」が誕生。現在のパルティ建設場所が空地
でしたので、そこを借りましたが、その後建設計画が出たので、第2回目
からは役場隣の道路用地を無償で借受け開催しましたが、単独での集
客は難しく、大型店のお客を再集客するという、本来の目的に沿って、パ
ルティ・フジの開店に伴い、フジと交渉し、23回目(16年9月)から今月で
93回目となりますが、パルティ・フジ坂を会場に開催しています。
駐車場スペースをかなり割いていただいているので、無料というわけには
いかず、1区画(3m×3m)出店料2,000円のうち、1,000円を賃料として支
払っています。
さらにこの8月20日(土) に開催する「第20回潮の香まつり」会場として
また、3月第3日曜日に開催する坂町最大イベントの一つである「ようよ
うまつり」の会場でも使用させていただいています。
月イチウオーキングの「ようよう坂町ウオーキング」でも、受付や準備体操
の場所として提供していただいています。
これほど大型商業施設が地元のための協力していただいている例は少な
いのではないでしょうか。フジさんと商工会坂支所との地元活性化のため
出店表明から24年余り、フジグラン安芸が開店して16年余り。もう地元
の店として定着。広島市や周辺地区は、無秩序な大型店乱立で、ますま
す厳しくなってきています。
そんな中で、坂駅前で坂町の中心に位置しているパルティ・フジですが、
その出店のお陰で日中はJRの快速電車も停車するようになりました。
また新しい街の平成ヶ浜地区の住宅や企業などの進出にも好影響を与え
ています。
大型店協議会は、こうした中で地元商工会と大型店の共存方法を模索す
るための協議会です。そのお陰で、全国的にも珍しい大型店と地元との
強力な連携関係が続いています。今後とも続けていかなければなりません。