こんばんは 「ようよう坂町」
今日~新年度スタートです。毎週金曜日の朝7時からは広島市で
異業種交流会の「積極人間の集い」があります。今日のゲストスピ
ーチは、酒都西條歴史研究家の松本津々二さんで、演題は「清酒
の歴史」で、出席者は30人でした。
日本酒(清酒)は古くからつくられて、醤油や味噌と同じように、その
地域で消費される「地産地消」が原則であったが、大量生産される
ようになったのは1600年代に伊丹。江戸という大消費地に運び
出される酒だけを「下り酒」といい、それ以外は「下らない酒」という
ことになり、今使われている「くだらない」という言葉の語源になって
いるようです。昔の酒はとろみがあり、濁っていたので、赤い漆の
酒杯を使っていたが、灘で新しい酒が登場。近代的な醸造酒づくり
で、透明で切れいいあっさりとした酒となったため、おちょこ(猪口)
で飲むようになりました。切れのいい酒ということで、酒名を「~正
宗」という名前が多いのはそのせいです。
る水蒸気の煙の風景が風物詩でした。これは酒を仕込む時の蒸気
で趣のある風景でした。しかし、最近では少なくなっています。何とか
この風景を残していきたいと話されていました。右の写真は旧広島
銀行銀山支店の建物です。昭和12年に広島合同貯蓄銀行として
建てられ被爆建物でしたが、現在は取り壊され、近代的なビルとな
っています。このビルを設計したのが祖父でした。建築士であった
祖父は、それ以前西条の酒造会社の事務所など設計を行っており
その実績が認められての設計となったとのことです。そのことを知り、
建物に興味を示すようになりました。
最近のお酒は、世界でもまれなバイオ技術で製造される吟醸酒な
どは近代的な酒です。伝統的で古臭いイメージは過去のものです。
また精米技術は世界の精米メーカーの「サタケ」をこの地に産んで
います。新しいイメージで、お酒を楽しみ、この風景が保たれるよう
終了後何んとRCC(中国包装)ラジオのラジオカー取材があり、生
放送で「積極人間の集い」が紹介されました。インタビューを受けた
のは代表世話人さんと今日のゲスト、そして私の3人でした。その
模様が下記リポーターさんのブログで紹介されています。
http://blog.rcc.jp/radio/radiocar/index.php?catid=229
さて、新年度は新たなスタートですが、桜のシーズンでもあります。
広島市では今日開花宣言が出されました。広島市の名園「縮景園」
にある標準木の桜の花が5輪咲いたとのことで、開花宣言になりま
した。それより一足先の昨日開花した、わが家の隣の尾鷹公園の
桜は、今日も花を多く咲かせています。
今朝はカード会の用事で、小屋浦に行きました。地区内を流れる
天地川には菜の花がきれいに咲いていました。
さて、今日は孫娘の通っている横島若竹保育園では、進級式があ
りました。孫娘は年中の「ひまわり組」から年長の「ゆり組」に進級
しました。帽子の色も黄色からピンク色にかわりました。
新年度は新しい職場で、そして新しい学校でと、新たにスタートされ
た方も多いことでしょう。商工会も合併し、大きくなった新しい商工会
のスタートもあるでしょう。
私は3年前、旧坂町商工会を定年退職し、旧海田町商工会に再雇用
2年前は3町商工会が合併し、広島安芸商工会のスタートでした。
そして昨年は2度目の退職をし、フリーの立場でのスタートでした。
そして、1年間いろいろなところへ出かけ、いろいろな人との出会いが
あり、いろいろな経験をさせていただき、充電してきました。
今年はその充電されたパワーを発揮する年となりそうです。
いよいよチャレンジの時が始まろうとしています。