こんばんは 「ようよう坂町」
早いもので今日から２月、如月です。寒さで着物を更
に重ねて着ることから、「着更着（きさらぎ）」とする説
が有力 とされていますが、気候が陽気になる季節で
「気更来（きさらぎ）」「息更来（ きさらぎ）」とする説や
草木が生えはじめる月で「生更木（きさらぎ）」とする
説もあります。３日が旧正月の節分、４日が立春とな
り、暦の上では春到来ということになります。
１月下旬の厳しい寒さも峠でしょうか。今日は少し寒
も和らいだようです。年々年をとってくると、寒さが身
にしみてきますので、早く暖かくなってほしいですね。
さて、寒さがこの冬一番であったこの日曜日午前９時
半から、坂町民センターで「第１５回新春カラオケを
楽しむ会」があり、町内外のカラオケ愛好者１１１名
の方が熱唱、会場内熱気で一杯でした。
このカラオケ大会の誕生は、カラオケ教室の代表の
方（今は故人）が文化協会会長の時、誕生したもので
今回でもう１５回を数えることとなりました。文化協会
主催として行う事業としては、１１月の「坂町文化祭」
とに大イベントとなっています。
町内だけでなく、町外のカラオケ好きな方も出場され
ます。ちなみに出場者の２／３は町外の方です。
町内で文化協会所属の方は参加料５００円、それ以
外の町内の方は１，０００円。町外の方は２，０００円
となっていますが、通常のカラオケ大会では５，０００
円ぐらいかかるとのことで、割安感があり、出場者が
多いとのことです。
それに、成績を競うカラオケ大会ではなく、しかもレー
ザーディスクで歌詞が画面上に出たりする「カラオケ
を楽しむ会」なので、気楽に参加できます。
とはいうものの、大ホールで多くの聴衆の前で歌える
ということは、余りないので緊張するそうです。
日ごろの練習の成果を発表していただきますが、
女性は歌だけでなく、衣装も楽しみです。
参加料は安いのですが、衣装や髪形などで美容院
に通ったり、それこそ大変のようです。
「女、ひとり旅」を歌っています。
今回は８時３０分から午前中、受付を手伝いましたが、
受付の時「春日一郎」ですといわれ、ドキッとしました。
あの有名な歌手「春日八郎」さんの兄弟かと思いまし
たが、実は町内のわが家の近くの方で、立派な芸名
でした。「とまり木舟」を熱唱です。
歌に合わせた衣装ということで「浪花女のげんき節」
を元気よく熱唱していただきました。
「鯨の浜唄」です。昔は随分カラオケにも通いましたし、
年末が近づくと、テープをか聴きながら走り、毎年１０
曲ぐらいは覚えていましたが、最近ではトンとカラオケ
へ行くこともなく、新しい曲の名前もわかりません。
会場内は朝早く寒い中ではありましたが、まずますの
お客さんの入りです。隣町の熊野町などは雪が多く
出てくるのが大変だったとの声も聞きました。
今回初めて出場される男性の方は「命の華」を歌われ
ましたが、どんな衣装で出たらいいかわからないので、
普段着で来たとのことでした。
文化協会所属の方です。「ふたり酒」を熱唱していただ
きましたが、今回の衣装は「留袖」を自分でリフォームし
たものとのことで、毎年衣装を自分で作っているとのこと
です。歌だけでなく、こういった楽しみもあるのですね。
こちらは本物の着物姿「飛騨の月」を歌っていただきま
した。
ご当地ソングでヒットした「安芸の宮島」です。
この会も年数を重ねてきますと、参加の方も年々年を
とってき、高齢の方も増えてきています。そんな中で
唯一若すぎるくらいの小学生の子どもさんも出場です。
「夏祭り」を熱唱、会場からも手拍子です。
「浪花節だよ人生は」という歌は、振付もあり元気よく
歌っていただきました。
この「カラオケを楽しむ会」は毎年１月下旬に坂町文化
協会が主催し、町内外のカラオケ好きな方が参加され
ています。受付などの手伝いを文化協会の役員がして
いますが、私は午前だけを手伝いました。
この会の楽しみは、自慢ののどもさることなく、女性は
特に衣装にこだわっており、こちらも楽しみでもあります。
プロ歌手かと思われるような、歌唱力、衣装の方もいら
っしゃいます。
この後、カラオケは延々と続き、最後はカラオケの先生
がゲストとして歌われ、延々６時間に及ぶカラオケが終
了したのは午後４時前とのことでした。
カラオケ教室で練習してもなかなか大勢の前で歌う機会
が少ないので、年１回のこの会を楽しみにされていらっし
ゃる方々も多く、毎年顔馴染みの方もいらっしゃいます。
出場者のコメントのほとんどが、歌が好きだから、ストレ
ス発散のために、健康のために、カラオケを楽しんでい
ますとの司会の紹介です。
そういえば、しばらくカラオケを歌っていないなあ。私に
とってカラオケとは、飲み屋で飲んで歌うものと思ってい
るからで、最近は飲みの会は多くても、余り２次会３次
会に行き、歌う機会がなくなっています。
今回のカラオケを見せていただき、その元気ぶり、若さ
ぶりには驚きました。これもカラオケ効果なのでしょうか。
歌の上手下手は別にして、健康やストレス発散、ボケ防
止のために、カラオケに再チャレンジしようかなとも感じ
た１日でした。