こんばんは 「ようよう坂町」
今日は冬至です。かぼちゃを食べ、ゆず湯に入
れば、風邪をひかないといわれていますが、皆さ
ンいかがでしょうか。かぼちゃだけは食べました。
冬至は昼間が一番短い日です。広島地方での日
の入りは今日17時04分で、日の出は7時13分。日
照時間は9時間51分しかありません。
一番長いのが夏至ですが、日の出が4時58分、日
の入りが19時26分ですから、14時間28分が日照
時間となり、約4時間半も違います。
日の入りが最も早いのは11月30日から12月11
日までで、もう少しは日の入り時刻が遅くなってい
ます。一方日の出が最も遅いのは1月2日から14
日までで、まだ夜明けが遅くなります。日の出入り
の時刻とは太陽の上辺が地平線に一致する時刻
です。
22日といえば、11月22日は“いい夫婦”の日と
いわれていますが、ちなみに12月22日は“十二
分の夫婦”の日なのでしょうか。といっても、今日
は横浜戸主会の理事会兼忘年会でした。昨日か
ら続く忘年会は今週4回あり、最終週は3回あり
終わりとなります。昨年までは1ヶ月に20回近い
忘年会がありましたが、さすが今年は少なく、それ
でも12回の忘年会があります。夜長の今時、忘
年会で楽しんでいます。
昨夜はお馴染み町内の寿司屋さん「寿し秀」さん
で、「一水会」という町内の教育関係者の 集りの
忘年会でした。町長さんをはじめ、町内の小中学
校の校長・教頭先生、教育委員会などが参加です。
今回は忘年会だけでなく、先月退任された前教育
委員長さんの送別会と秋の叙勲の祝賀会を兼ねて
行われました。
魚料理が好きな私にとってはうれしい料理が並び
ます。ナマコの酢の物です。
じゃこの酢の物です。
刺身です。
コイワシの天ぷら、カキと海老フライ。
鍋は肉のしゃぶしゃぶです。
接いで回ったり、つい話が進み、せっかくの食べる
ものも食べられず、結局はほとんどお持ち帰り。
大いに盛り上がり、最後に記念撮影です。
この「一水会」は4月1日の歓送迎会と今回の忘年会
と年2回あり、教育委員会と学校幹部のコミュニケー
ションをはかっていますが、今年は県外視察も行いま
した。町内には小中学校4校ありますが、そのうち坂
小学校と横浜小学校で耐震化工事が行われました。
それに伴い、「太陽光発電システム」の導入を行いま
した。横浜小学校の屋上に設置されています。
「太陽光発電システム」設置に伴い、来年度から環境
教育に取り組むため、先進地視察を教育委員会と町内
3小学校の校長さんと教務主任さんが初めて一緒での
視察でした。視察先はまず福岡県久留米市の柴刈小学
校です。
久留米市郊外に位置していますが、まず驚いたのが
全面芝のグラウンドでした。先日野球のため、芝をはが
したことが新聞報道でありましたが、ここはそんなことは
ないようです。
校舎内も木材を使っており、暖かい感じがします。まず
校長先生や教頭先生から「環境教育」についての研修を
受けます。
その後、校舎内の視察です。太陽光発電の状況の説明
板があります。
ISOコーナーがあり、キーワードは「電気・水・紙・
給食」と紹介してあります。
親しみやすいように「ISOのうた」もあります。
児童の行動指針が至る所に張ってあります。
電気は消し、水は節約、紙は無駄使いしない、給食は
残さず食べる。そして掃除を頑張り、ゴミはすすんでひ
「太陽光発電」による発電量とCO2削減がわかるよう
に表示されています。
視察後は宿泊地博多で交流会です。校長先生とは
「一水会」でご一緒しますが、教務主任さんとは初め
てです。
校長先生・教頭先生の学校紹介の後、環境教育担当
の先生から研修を受けます。
テレビで取り上げられた「環境教育」を見せていただ
きました。それぞれの学年で取り組みが違います。
何と環境省の補助6憶円を受け、エコ改修をされた
とのことです。
全国で20校が指定された中の1校です。
「緑のカーテン」で日陰を作り、夏の暑さを和らげます。
エコ改修で、CO2が15%削減されたそうです。
「緑のカーテン」の水は雨水をためておきます。
校舎の熱気は上層階に上がるので、その熱気を外に
出す排気口が取り付けられています。
手洗い場などには水道メーターが取り付けられてお
り、現在の使用料が一目でわかるようになっています。
「緑のカーテン」だけでなく、遮光ルーバーが取り付け
られており、暑い日差しを防ぎます。
「エコミュージアム」という教室があり、環境問題のPRと
啓発を行っています。
6億円の「エコ改修」に説明です。太陽光だけでなく、
曽根東小学校の太陽光発電は、校舎屋上でなく
体育館の外に設置されています。
その発電内容が表示されていますが、蛍光灯何本分
の発電になるというように、わかりやすく数値化してい
ます。電気にしても、水にしても現在の使用量が数字
で表示されているだけでなく、こういった具体的事例で
表示されているので、子どもたちにとってはわかりやす
く興味深く取り組めるのではと、大いに参考になりました。
坂町の教育界は町長さんや教育委員会の教育熱心
と理解で他町に比べ、恵まれているとの校長先生方
の言葉がありました。今回一緒に視察ができたという
ことは、学校側と教育委員会の情報共有ということで、
来年度から始まる「環境教育」への取り組みが大きく
羽ばたいていくのではと大いに期待しています。
これからも町当局・教育委員会・学校そして地域が一
体となって、将来を担う子どもたちの教育問題に取り
組んでいきたいものです。