こんばんは 「ようよう坂町」
今日は午前中「キッズ起業家育成塾」の第2日目が、
広島文化学園大学で開催されました。昨年のこの時
期、新型インフルエンザの影響で学級閉鎖などがあり
欠席者が多くあり、学習会に支障がありましたが、今
回はみんな元気で参加しています。
帰りに久しぶりに、ベイサイドビーチ坂に行ってきました。
シーズンオフのビーチは現在24時間開放されています。
今日は好天に恵まれ、釣りをする人で賑わっていました。
先日こんな記事が中国新聞に出ました。「緑ある人工ビ
ーチに 広島工大生坂で実験 植生回復へ種苗植え」
その記事によると
…広島工業大(広島市佐伯区)の学生グループ『グリー
ンプロジェクト』が11月30日、坂町の人工海浜「ベイサ
イドビーチ坂」で海辺に自生する海浜植物の栽培実験を
始めた。NPO法人瀬戸内里海振興会(中区)の協力を得
てより自然の海岸に近づけるとともに、開発で失われた
ビーチは南北に長さ1.2キロ。その一番北端に設置されて
います。はるか左側まで延々とビーチが続きます。
…管理する県の許可を得て、北側に縦10㍍、横2㍍、の栽
培区画を4ヶ所設ける。
海との距離と植生の関係を探る。それぞれ1区画は保水
性の高い土を混ぜ生育の違いを調べる。
この日は学生や振興会のメンバー16人が、海辺に自生
するハマオモトやハマエンドウの苗や種を植えた。
実験は月1回程度、ビーチで生育を確認する。子どもた
ちを対象にした環境学習会の開催も検討する。順調に
育てば2年後に花が咲くという。
です。7月~8月の海水浴シーズンは広島市に一番近い
ビーチということで、県下最多の海水浴客で賑わいます。
また7月末には「みなとオアシス」にも仮登録され、オフシ
ーズンの活用も検討されています。そんな中でのこういっ
た新しい試み。大いに歓迎したいですね。
オフシーズンである今、最北端のビーチにひっそりと植え
られており、目立ちませんが、来年夏の海水浴シーズンに
は、かなり成長しており、人々の目にもつくのではないでし
ょうか。
「みなとオアシス」は現在仮登録で2年後の本登録を目指し、
社会実験を進めています。その実験を企画運営するのはベ
イサイドビーチ運営委員会(委員長 広島安芸商工会坂支
所長)です。今回の実験との連携をはかり、地元の子どもた
ちを対象にした環境学習なども一緒に行っていきたいですね。
あまり目立たない実験でずか、大切に育てて3年後には実験
が成功し、自然に近い海浜の姿が見られるといいですね。
そしてその成果が、他の海浜の先進事例となり、広がってい
くことを期待しています。
「ベイサイドビーチ坂」の魅力が一つ増えましたね。