こんばんは 「ようよう坂町」
今日も30度を超える暑い日でした。昨日の中国新聞に
掲載された「みなとオアシス仮登録」記事の記念式典が
ベイサイドビーチ坂で開催されました。
午前10時、坂中学校ブラスバンド部の演奏により開会
です。
オアシス ベイサイドビーチ坂の仮登録をきっかけに
年間を通じて利用してもらい、観光の目玉として町の
開会式にはこの後のビーチフェスタ参加者をはじめ、来
次いで国土交通省中国地方整備局副局長さんから「み
なとオアシスは地元が中心になって運営していただき、
にぎわいを創出するとともに、交流のはかる場であり、
中国地方が発祥の地で全国61番目、広島県で7番目
のみなとオアシスになります」とのご挨拶をされました。
ークが手渡されました。
次に仮登録後からみなとオアシスの運営は、町や商
工会坂支所、漁協、広島文化学園大学などでつくる
運営委員会が海水浴シーズン以外の活用策に取り組
んで行き、2年後の本登録を目指しますが、その運営
委員長である坂支所長にハッピの贈呈です。
みなとオアシス共通のハッピです。これでみなとオアシス
仮登録を祝い、来賓の方々でくす玉割りです。
この後記念事業の一環として行われる行われる「ビーチ
バレーフェスタ」ご招待選手である北京五輪出場ビーチ
バレー選手である楠原千秋(左)、徳野涼子(中)、佐伯
美香(右)の各選手が紹介され、記念式典はお開きとな
りました。
この「みなとオアシス」については、一昨年末からのベイ
サイドビーチ年間活用ワークショップでも説明がありまし
た。それによりますと、近年、みなとづくりとまちづくりを連
携させた住民参加型の「みなとまちづくり」という取組みが
各地で進められているとのことでした。
これを受け、国土交通省中国地方整備局では市町村及
び住民の皆さんが「みなと」を地域交流の拠点として活用
できる「みなとオアシス」制度を推進しています。という紹
介でした。
今年2月26日坂町役場で、「みなとオアシス」についての
説明会が開催されました。中国地方整備局の方にお出で
いただき、広島県、港湾管理センター、役場、商工会の
皆さんが出席されました。整備局の皆さんは、ベイサイド
ビーチ坂で昨年開催された「リオdeビーチカーニバル」の
ブログを提示されながら、こういった活動があれば「みな
とオアシス」の登録申請は可能であるとの説明でした。
出席された皆さん一様に関心を持たれ、前向きに検討す
るとのことでした。坂町は今年8月1日で町制施行60周年
を迎えるので、その時期に「みなとオアシス」実現の第1段
階である仮登録をしたらということでした。
申請後の制度の運営については、商工会を含めた町内団
たまたまその翌日の27日(土)の午後広島市で「中国みな
とオアシス協議会総会」が開催され、中国地方のみなとオ
アシスの方が集まられるということで、急きょではあります
が、運営委員会のこともありますので、オブザーバーとして
参加させていただきました。
総会終了後、「みなとオアシス」の活動事例についての
研修会がありました。
その中で、山口県岩国市由宇町の「みなとオアシスゆう」
の事例紹介です。延長450mのビーチをはじめ、健康遊
歩道、イベントスペース、レストランや特産品販売施設、ミ
クロ生物館、ふれあい交流・体験型学習施設等があり、
多くの人が訪れています。と運営委員会の商工会事務局
長さんの発表です。私も視察に行ったことがあり、ベイサ
イドビーチの参考になるのではと聞きました。
研修では全国後50数か所の「みなとオアシス」の分布状
況の説明。
中国地方のオアシスの活動状況などについての説明が
ありました。
今では全国の国道に道の駅があります。国交省により
登録された、休憩施設と地域振興施設が一体となった
道路サービス施設です。
一方「みなとアシス」とは、国交省の各地方整備局により
登録された、「みなと」に関する交流施設・旅客ターミナル
・緑地・マリーナなどを活用した交流拠点・地区の愛称名
のことで、、申請は町が行い、登録後の運営主体は各市
町村・港湾関係者・NPOなどに地元団体に委ねられてい
ます。いわゆる道の駅に対して、「海の道」といったイメー
ジです。
みなとオアシスになる条件としては、市町村・港湾管理者・
NPO法人などの団体が申請・運営を行い、以下の条件を
満たさなければなりません。
◎施設に関しては、様々な人の使いやすさに配 慮し、地
域の環境や景観に配慮したものであること
◎情報提供・交流や休息・交通結節点・地域特性反映など
施設で構成されているものであること
◎住民が企画段階から参加してイベントを行うなど、地域
振興の取り組みが計画的になされること
平成15年11月に中国整備局が初めて「みなとオアシス」
制度を立ち上げました。実は国道にある「道の駅」も「みな
とオアシス」も中国地方が発祥の地なのです。
事に終わり、全国61番目、広島県で7番目の「みなとオア
シス」誕生というところですが、本登録までの2年間、町、
商工会坂支所、漁協、広島文化学園大学、住民協などで
構成される運営委員会(委員長商工会坂支所長)での今
後の運営方法が問われることになります。
広島市や呉市という大都市に近いこの「みなとオアシスベ
イサイドビーチ坂」が、地元商工業者の発展、そして地域
活性化につながってほしいですね。
期待と夢が広がります。そんな今日の式典でした。