こんばんは 「ようよう坂町」
先週の天気予報では、土曜日から一週間ぐらい
雨予報で、日曜日のサンデーマーケットは完全に
雨だと思っていましたが、曇りながらも雨のない
一日でした。土曜日の漁協の新鮮朝市も予想外
の晴れということで、それ以降雨の降らない天気
が続いています。予報官泣かせの天気ですね。
梅雨といえば、雨の中でのアジサイが似合います
が、晴れた日はやはり情熱のバラでしょうか。
梅雨の晴れ間を狙って、先日、キヨーレオピンや男
子ハンドボールで有名な湧永製薬の湧永庭園へ妻
を誘って2年ぶりに行ってきました。前回は商工会
合併前の先進合併商工会視察ということで、安芸
高田市商工会を事務局で訪れた時、見学しました。
庭園は、湧永製薬株式会社が所有していた安芸高
田市甲田町の牧場跡地(約45,000坪)を有効に活
用しようと、当時の社長湧永儀助が発案・設計しまし
た。庭園付近の牧場の風景です。
造成から植栽には、約10年の歳月をかけ、その間の
施工はすべて社員自らの手で行われました。文字通り
手づくりの庭園です。
し、以来毎年大勢の方に訪れています。
2005年(平成17年)には、入園者が累計100万人を
突破しています。
創業者 湧永満之氏(わくながまんじ・1992年8月没、
享年82歳)にちなんで命名されました。湧永満之氏は、
こよなく愛した郷里(広島県安芸高田市甲田町)に造成
中の当庭園の現場に度々足を運び、完成の暁には地
域の皆さまに開放し、共に憩う場にしたいと楽しみにし
ていました。甲田町名誉町民第一号の栄に浴した湧永
満之氏の、郷里に対する深い想いを感じとられます。
今はバラが美しいときです。ゲートから遊歩道に沿って
入園すると、そこはフラットでゆったりとした第一庭園。
花と緑の心地よい香りに包まれながら、北山杉、ヒマラ
ヤ杉、紅葉、ツツジ、椿、桜をはじめとする約200種類
の樹木、そして緑のジュウタンのような芝生の中、随所
に設けられた花壇では四季折々の花がお楽しみいた
バラといえば、やはり情熱的な赤が似合いますね。
ちなみにバラを国花にしている国は、
イラン、サウジアラビア、モロッコ、ポルトガルなどで
暑くて情熱の国といったイメージです。ちなみに日本
の県花・県木ではバラは茨城県1県だけですから、
不思議なような気がします。ちなみに広島県福山市
秋篠宮殿下と妃殿下のお成り記念の松もあります。
モネ邸の睡蓮がある池がありますが、これは岡山県
倉敷市にある大原美術館が、印象派巨匠のクロード
・モネの晩年の代表作「睡蓮」を購入した記念に、モネ
邸にある睡蓮が贈らました。その睡蓮の株分けしたも
のです。
モネ邸の睡蓮が咲いています。
公園の随所には、いろいろな花の寄せ植えもあり、
バラとは違った美しさを醸し出しています。
直径100mを越す、すり鉢状の第二庭園は周回路から
見下ろす眺めが格別。下に降りれば滝と小川の流れ
に沿って、せせらぎの音を聞きながら樹木やきれいな
花々を楽しめ、ひと味違った趣を堪能していただけます。
隣接の大池周辺では、初夏にはフジ・ショウブ、秋には
ハギ・カエデ林をご鑑賞いただけます。 竹林もあります。
ショウブ園もありますが、花が咲くのは今からでしょ
池の睡蓮も咲き始めています。
国内外から500種類を超える約5,000株のバラを集め
たバラ園は豪華で見応えがあり、特に5月下旬から6
月にかけては壮観です。ベンチに腰掛けるとスタンド
式のバラやゲート、フェンスのつるバラが目を楽しま
せてくれます。また、イギリスから取り寄せたオールド
ローズは専門家の注目を集めています。
ロビン・フットです。
紫雲(しうん)です。
ブラック・ティーです。
クリス アン バイエルンです。
マダム・ヴィオレです。
パパ・ゲーノです。
ピンク・パンサーです。
ピカソです。
ノック・アウトです。
サマークィーンです。
アカペラです。
モナリザです。
ラブです。
オクラホマです。
バラは灌木で低木ですが、スタンド式に高いバラも
あります。
緑光(りょくこう) です。
ピースです。
ストローベリーアイスです。
スターライトです。
ゴールドマリーです。
これだけ多くのバラがあり驚きとともに、感動のひと
時でした。バラの名前と写真が一致しない場合もあ
るかもしれませんので、ご了承ください。
今回は雨上がりと若干時期的に遅かったのか、散
り始めたバラが多くあったようです。次回はもう少し
早めにゆっくりと見たいと思いました。でも、バラだ
けでなく、春・夏・秋の花といろいろな花があります
ので、いつ行ってもいいかもしれません。
何せこれほどの庭園が無料というのがうれしいでは
ありませんか。
今年の開園日は4月10日から7月4日までと9月4日
から11月14日までの10時から17時まで、原則的に
は毎週月曜日が休園です。
せひ一度訪れてみてください。詳しくは下記へ。