広島オイスターロード調査研究事業ワーキング委員会と新しい登山道の野呂山 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんにちは 「ようよう坂町」


大雨警報が4日間続き、被害があった広島県地方で

したが、昨日から雨もやみ、梅雨明け近しの感じがし

ます。昨日は午後3時30分から、呉市川尻町にある

呉広域商工会さんで、全国展開プロジェクト事業「広

島オイスターロード調査研究事業」の第1回ワーキング

委員会があり、電車が呉駅以降普通のため、先月無

料化された広島呉道路を通って行きました。

7月1日に海水浴場がオープンしたベイサイドビーチ坂

には、さすがお客さんはいません。また国道31号もご

のようにすいていました。

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広島呉道路に乗ると、呉ICまではわずか10分で到着

です。朝夕は渋滞が激しいとのことですが、日中はそう

もないようで、スムーズに通過です。

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呉広域商工会さんは役場に隣接した別館にあり、港を

通して、瀬戸の島々が美しく見えます。
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事務所は3階にあります。
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到着して見ると、あわただしく役場の職員さんが掃除を

していました。聞きますと昨日の大雨で、川の濁流と大

の満潮で、腰のあたりまで浸水があったとのことです。
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幸いにも商工会事務所は3階ですので、被害はありま

んが、事務所からは被害状況が見えます。

今回の委員会は専門委員と委員3名と事務局3名で行

い、今後の事業計画について協議しました。

呉市の資源である「カキ」の常設小屋設置に伴う消費拡

観光化の可能性を調査研究しようということで、カキ業

者へのヒアリング、消費者(観光客や地元客)へのアンケ

ート実施計画と先進地視察として今月末に島根県隠岐の

の海士町への視察計画について話し合いました。

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今回帰り路も同じ道路を通って帰りましたが、ちょうど

夕方にかかったため、呉市内を抜けるのに渋滞にかか

り、行きの倍の1時間30分余りかかりました。

事務所からは瀬戸内の名峰野呂山が見えますが、

昨日の新聞には、豪雨のため、野呂山への道路は土砂

崩れで通行止めとなり、野呂高原ロッジの宿泊客と従業

員48名が足止め状態になっているとの新聞記事があり

ました。幸いにも今朝の新聞では県道さざなみラインが

片側通行で切るようになり、無事下山と書いてありました。
野呂高原ロッジは、地元農家が無農薬で栽培した新鮮

野菜と、瀬戸内の地魚などを食材とした料理、さらに野

呂山で獲れたイノシシのボタン鍋が評判の宿。女性に

はロッジ特製焼きたてパンも人気です。和洋さまざまな

タイプの部屋・浴場・会議室・大広間などがあり、家族や

グループでの宿泊・休憩や企業研修としても利用できま

す。多島美・星空・森林……。瀬戸内海国立公園のすば

らしいロケーションの中で、ゆったりとしたリゾートタイム

をお楽しみください。
http://www.norosan.or.jp/
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前回、商工会を訪れたときは、瀬戸内の名峰野呂山に

新しい林道が開通したということを聞いていたので、その

林道郷原野呂山線を通って行きました。

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坂から天応経由で呉市郷原へ行くと、広島文化学園

大学郷原キャンパスがあります。

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大学の正門を横眼で見ながら通り過ぎますと、
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野呂山への林道に入ります。よく間違い大学に入って

くる人もいるそうです。

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ふと向こうに目を向けると、東広島呉道路が工事中です。

来年度には呉から郷原まで開通するとのことです。
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眼下には呉市広地区と瀬戸の島々があります。
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途中もみじ橋があります。
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もみじ橋の下は深さ90mの谷で、橋はアーチ型をして

り、長さは214mです。
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このもみじ橋には、登山道が交差しています。
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橋は登り坂になっています。
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山頂に向かって林道が伸びています。

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眼下には街並や島々が段々と遠くに見えてきます。
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坂が急なため、滑り止めが施されています。
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向こうに見えるのは坂町からも見えるテレビ等のある

絵下山です。
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眼下は呉市阿賀地区と向こうに見えるのは倉橋島

です。
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突如トンネルです。
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段々と高くなってきます。正面の島は倉橋島。向こうは

山口県周防大島です。
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まん中の島は大黒神島、向こうは山口県岩国市です。
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道路がよく、交通量も少ないということで、よく暴走行為

などが行われるということで、路上は黒いタイヤ跡が一

杯です。
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一旦下ります。バイクツーリングが見えます。
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頂上には十文字ロータリーがあります。さざなみスカイ

ラインと頂上の膳棚山と弘法寺方面の合流点です。
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野呂山の案内地図です。
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十文字ロータリーを向かって左に行くと、野呂家高原

ロッジそして野呂山ビジターセンターへと続きます。

ここには案内所や特産品などの販売所もあります。
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その側に氷池という池があり、周囲には遊歩道があり

ます。
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この氷池は明治36年に完成したもので、冬場の寒さを

利用して天然氷の製造がおこなわれていました。冬に

張った氷に水をかけ、厚くしそれを背負って下山し、氷

に貯蔵し、夏に県内はもちろん、中・四国・九州まで

販売されていました。その当時の販売高は川尻村の収

入約3,800円に対し、1,000円という大きな額だった

そうです。
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このセンターから 左側の林中を少し行くと、弘法大師

空海が御年19歳と49歳の2度にわたり訪問され

岩屋で修行に専念された地として語り継がれている霊

山弘法寺があります。

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ここには高野山真言宗阿闍梨の柚原康峰和尚さんが

修業されていらっしゃいます。以前、「積極人間の集い」

にもゲストで来ていただいたことがあります。

http://www.geocities.jp/dondon185/

修行場である地蔵堂は、瀬戸内海に面した弘法寺山の

山頂付近(標高800m)の森の中にあります。
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お寺は岩場の中に立っています。

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お寺の境内からの眺めは素晴らしいものがあります。
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蒲刈島の向こうはもう四国松山です。
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うみしま海道とのくるしま海峡大橋が見えます。
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呉広域商工会にある豊島大橋です。
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大崎上島の中電の発電所も見えます。
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安芸津、竹原方面です。
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お寺付近には巨岩、奇石が多くあり、遊歩道で巡ら

れます。
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弘法寺から引返し、かぶと岩展望台です。

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展望台にはレストハウスと書いてありますが、休業中

でした。

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ここからの眺めはこれまたすばらしいですね。
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ここからは野呂山の一方の山頂である膳棚山が見え

ます。
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眼下の橋は仁方と下蒲刈島を結ぶ安芸灘大橋です。

向こうに見えるのは愛媛県の中島。その向こうが松山

市です。
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望遠で見ると、松山市の町が手をとるように見えます。

四国って近いなあとの実感です。
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こちらは倉橋島から山口県周防大島です。
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眼下には川尻町が見えます。この展望台には岩海

公園からの遊歩道が通じています。
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野呂山はひろしま百山に登録されており、その他にも

どんどん登山コース、かぶと岩コースといった登山道

が多くあります。

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かぶと岩付近には懐かしのキャンプ場があります。

若かれし20代の頃、よくキャンプに来ていました。

その当時は車もなく、重いテントやキャンプ用具を背負

って下から3時間ぐらいをかけて登りました。

今では考えられない体験です。
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野呂山の案内看板です。時間があれば、いろいろな

楽しみ方ができます。
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今回の豪雨で野呂山への3本の登山道路は通行止め

になり、そのうちのさざなみスカイラインが片側通行で

開通しましたが、まだこの林道は通行止めです。

復旧はいつになるかわかりません。夏休みシーズンを

迎え、打撃ですね。

私も野呂山には30数年ぶりに登りましたが、その整備

ぶりには驚きました。それと同時に平日にもかかわらず

登山客やロッジの利用者の多いことに驚きました。

改めて、瀬戸内海国立公園の名峰野呂山の魅力を再

発見しました。

次回は家族連れでゆっくりと来て、心をいやしたいと思っ

ています。

みなさんもぜひ野呂山を訪ねてみてください。