こんばんは 「ようよう坂町」
今日は突然の鳩山首相の辞任表明。日本中に
激震が走りましたね。昨日までは続投表明でし
たが、あれはポーズだったのでしょうか。
平成に入り、もう16人の首相が替わっていると
のことですが、日本の政治を動かすのはトップの
首相じゃあないのでしょうかね。次期首相には
ぜひ長く頑張ってほしいですね。
長いといえば、先週の土曜日に行われたわが母
校の横浜小学校の春季運動会。
朝早くから席取りのための行列ができています。
その前の週は保育園の運動会で私は午前6時か
ら並びましたが、今回も6時前に行ってみると、も
うこんな状態です。早い人は午前3時ころから並ん
でいるとのこと。
この行列は横浜小学校の伝統です。開門時間は
6時30分です。本や新聞を読みながら時を過ごし
ています。
もう一方の入り口でも並んでいます。正に「行列ので
きる運動会」です。
午前9時いよいよ入場行進です。
6年生にとっては最後の運動会です。
生の開会挨拶です。
演技が始まる前に応援合戦で盛り上がります。
「はまっ子 SORRAN again」で元気な踊りを披露です。
自前のテントからで暑さよけです。
の地区である平成ヶ浜地区のテントは全体の4割ぐ
らいを占めています。
こんな珍しいでんぐり返ってのスタートもあります。
「風林火山」という演技は騎馬戦ですね。最近では
危険なのでない学校もあるそうです。「はまっ子」は
元気です。
組み体操は「はまっ子 カンタービレ」これも伝統の
段々と難易度が高くなってきます。
最後は圧巻の6段組みです。今までは5段が最高
でしたが、今年は6段に挑戦。見事成功です。
いよいよ最後は「紅白選手リレー」です。
リレーを託します。
最後は赤が優勝です。
今年は赤組の圧勝です。赤の勝ち!万歳です。
横浜小学校では、地域の伝統文化を大切にしようと
いうことで、古く江戸時代から伝わる盆踊りの“地踊り”
を「横浜踊り」として30年余り前から、そして260年の
伝統の「曳船」は20年前から取り組み、発表しています。
「横浜踊り」は午前の部の最後に、全児童とPTA、地域
の方々が一緒になって踊ります。
踊りの練習を何度かしますが、指導は地域の方々です。
お盆に横浜の各地区で行われています。“四つ竹”
を使って踊ります。漁業の町なので最初は貝殻を
使っていたようですが、割れやすいので竹に変わっ
たとのことです。竹をカチカチと鳴らしながら踊ります。
孫も地区の盆踊りで私と踊りますので、踊ることが
できるようです。
一体となったすばらしい演技でした。
「曳船」は、先月のひろしまフラワーフェスティバルに
その“パフォーマンス賞”の賞状とトロフィ、写真を
地域の方々に披露しました。
午後の部として登場したのが「曳船」です。5・6年
の全児童による演技です。フラワーに参加したの
は昨年の5・6年生ですから、新5年生にとっては
初めての「曳船」になります。フラワーが終わり、
地域の方の指導で練習をしてきました。
地域の方が音頭に駆け付けてくださいました。
フラワーでは披露することがなかった太鼓ですが、
この「曳船」の小船は、(財)横浜戸主会が「曳船」の伝統
を子どもたちにも伝えたいと、平成元年10月に小学校に
寄贈したもので、実物の2分の1の大きさです。その年の
八幡神社の秋祭りに奉納され、運動会にはその翌年から
4組に分かれ、途中で交代します。
グラウンドを一周し、皆さんに見ていただきます。
そして本部席の前に戻り、校長先生の前で表敬の
でいきます。
荒波が前から振りかかってきました。船首をあげ、
波を乗り越えていきます。
荒波の頂上です。高々と船が上がります。
そして後ろから波に押されて、船尾をあげ早くつき
進んでいきます。この動作を3回ほど行います。
その勇壮な姿に場内からは思わず拍手がわきます。
今横浜小学校は児童数255人です。各学年1~2ク
ラスです。一番少ない時は200人を切っていましたが、
最近では増えてきています。まだ今後とも増えていく
ようです。といっても私の時代800人がピークでしたか
ら、まだまだ少子化には違いありません。
6月から「子ども手当」が4月にさかのぼって支給され
始めました。坂町では10日からになりますが、この手
当が少しでも少子化に歯止めがかかればと期待して
います。