こんばんは 「ようよう坂町」
昨夜は日豪交流ウォーキングの反省会を行いました。
場所はパルティ・フジ坂のお好み焼き店で、4月25日
(日)に坂町にウォーキングに来られたオーストラリア・
メルボルンウォーキングクラブ「Waverley Bushwalking
Club」との交流ウォーキングについての反省会です。
商工会支所長にも来ていただきました。その他の方は
男性は走友会、女性は高校生を含め、通訳をお願いし
た方々です。
ました。初めてのことでしたが、楽しく有意義に終わり、
皆さん満足のようで話が弾みました。話は盛り上がり、
今度はオーストラリアを訪れ、交流ウォーキングをした
今回の反省会の場所といえば、交流ウォーキングを前
に、中国新聞の取材を受けたところです。新聞にはで
かでかと記事が出ていました。
「坂の住民有志 遊歩道ガイドで豪の一行歓迎へ」とい
う見出しでの記事です。
記事によると、「坂町の遊歩道で25日ウォーキングを
楽しむオーストラリア人の一行をもてなそうと、住民有
志が準備を進めている。一行はメルボルンのウエーバ
リー・ブッシュウォーキング・クラブの14人・・・坂町はウ
ォーキングのまちづくりを掲げ、遊歩道や公園整備を進
めている・・・今回を契機に、町の豊かな自然をPRし、外
国人の多く訪れる町にしたい」といった記事でした。
の団体の外国人ウォーカーの方々でした。どういった
歓迎ができるかと、いろいろ苦労しましたが、終わって
みると、とにかくまず天気が晴天で大歓迎をしてくれた
こと。そして若い高校生をはじめ、女性の通訳としての
ご協力、そしてウォーキングクラブとの交流ということ
でしたが、クラブがないので、町内外のウォーキング
愛好者に参加していただいたこと。などいろいろなご
協力があり、ひとまず初めての日豪ウォーキング交流
は大盛況に終えることができました。
“歓迎!Waverley Bushwaking Club for Great Experience
in Saka Town”両サイドに日豪の国旗を配し、歓迎しました。
まず坂駅前で記念撮影です。足痛のため、2名が欠席。
日本側は坂町から高校生を含めた通訳として8名、ウォ
ーカーとして町内から12名、町外から小学校の同級生
それまでのぐずついた天候と打って変わり、快晴の日
で歓迎してくれました。瀬戸の島々がきれいです。
今回訪問の目的地である「竹林」です。オーストラリ
アでは見られない日本ならではの風景です。
オーストラリアは乾燥した土地で内陸は砂漠が多く、
赤い大陸ともいわれています。クラブ名のBushとは
低木のことで、乾燥地にはえています。
しかし、海岸地域は雨も多く、緑の美しい所です。2年
前定年旅行で夫婦でオーストラリアを訪れた時、太古
の森が残っているところをウォーキングしました。
メルボルンから西へ向かい、一泊二日のオーシャンロ
ードツアーの中で、オトウェイ国立公園内の森林ウォー
クでした。もちろんウォーキング事業を行っている私に
とっては、興味深いウォーキングでした。
前日の宿泊地ローンを出発すると、海から山に架かる
でもなのに、スピード表示は100㎞。日本ならせいぜい
40~50㎞ぐらいの道路か。こんなに飛ばせる道路では
ないのにと不思議です。これならスピード違反で捕まる
ことはないので、安心です。オーストラリアの警察はおお
らかで親切?ですね。
フォレストビルオトウェイフライツリートップウォーク入り
口に着きます。オトウェイ国立公園は1億5千万年前の
温帯森林地帯が残る太古の森で、今にも恐竜が出てき
入口をはいると、こんな大きなユーカリの木があります。
巨大なシダは、まさに太古の森の雰囲気で、本当に恐
竜が出てきそうです。
内陸で寒いし、雨が心配だったので、防寒具を着ての
ウォーキングです。まさかこんな中をのんびりとウォー
キングできるとは思っていませんでした。森林浴をたっ
ここの魅力は、フライツリートップウォークということで、
空中にしかも木の上を歩く空中展望ウォーク道がある
ことです。環境や景観のことを考えると、こんな発想は
日本ではできませんが、冒険好きというかちゃめっけ
たっぷりというか、木の上を歩くという面白い発想は、
さすがオーストラリアだと感心しました。下から見ると、
高さ25mではるか上に空中歩道があります。
足元はこんな状態なので、高所恐怖症の人には向か
ないかもしれません。
動物になったような気分です。
中でも圧巻は、さらに高さ12mの空中展望台です。狭
いらせん階段を上がっていきます。まさにスリル満点
です。
な森です。
間あまりではありましたが、太古の森と空中ウォーキ
ングでたっぷりの森林浴は、寒い中ではありましたが、
心地よい汗をかき、予想以上に感動的なウォークでし
た。この公園の入口から駐車場へと10分ぐらい歩くと
こんな風景です。以前は森が続いていたのでしょうが、
イギリス人などが入植し、牧場として森林を切り開いて
いきました。冬なのに牧草の奇麗な牧場です。
牧場は自然のようですが、ここも森林を伐採し、開拓
したもの。深い森だったのかと思うと、現在アマゾンな
どの世界各地での木の伐採で森林破壊が環境問題
になっている中、オーストラリアも今だったら、大変な問
題になっていたかもしれません。
ウォーキングクラブとの姉妹縁組や現地でのウォー
キング交流と夢が広がってきました。
ウォーキング日本一のまちづくりを目指している坂町
にとっては、今回の日豪ウォーキング交流は日本だ
けでなく、世界へ羽ばたく一歩となるかもしれません。
楽しみがまた増えました。