こんばんは 「ようよう坂町」
今日は1日中の雨でした。本来なら広島市老人
大学OB会ウォーキング同好会の約60名の方
が坂町に来られる予定でした。雨予報のため、
前日中止という連絡がありましたので、残念に
思っていました。昼前用事があり、横浜小学校
へ行ったところ、途中数人の傘をさしてウォー
クキングされている方に出会いました。そのまま
小学校での用事を済ませ、隣のウォーキングセ
ンターに行くと、休憩をされていましたので、声掛
けをしました。聞くと、中止の同好会の方でした。
6名の方が、雨だが予定していたので歩いてきた
とのことでした。すばらしいコースで歩いてよかっ
たとの感想でしたので、しばらく、坂町のウォー
キングコースのことや「ようよう坂町ウォーキング」
そして4月25日(日)オーストラリアメルボルンの
ウォーキングクラブの方が10数人坂町を歩きに
来られるので、ウォーキングの交流をしましょうと
のPRもちゃっかりししましたところ、ぜひ参加して
みたいとのことでした。
瞬間的な出会いでした。ちょっとでもずれると出会
いはなかったのですが、これも運命でしょうか。
ご縁とは不思議なものだと今日も実感させていた
だきました。
さて三連休中日の日曜日は奇跡的な天候回復。
「子供たちに夢とチャレンジ精神を!みんなで協
力して店をひらこう」と2月27日(土)から「第12
回キッズ起業家育成塾」が始まりましたが、その
販売体験会と決算が「第26回ようようまつり」の
日に行われました。
町内小学校から21名の参加のもと、広島文化学
園大学の松尾先生の指導のもと、大学生のサポ
ートでの開催です。
2/27(日)に大学で第1日目が開講。「キッズ起業
家育成塾」のテキストに従って授業は進んでいき
まず4つの班に分かれ、自己紹介をし、店長な
どの役割を決めていきます。そして、働くこ
とやお金の大切さ、商売とは何かを学びます。
グループ分けが済むと、机をグループごとにわ2日目の3/6(土)は、販売する商品を決めていき
ます。今回の商品は坂町名産品の中から1品と
県内産品そしてジョンさんの呉広域商工会特産品
商品がないとイメージがわかないということで
商品全部とはいきませんが、商品を見本で紹
そして店名と販売する商品が決まりました。
そして次は店の名前ですが、いろいろ産みの
難産でしたが、やっと店名と販売する商品が
3日目は3/13(土)は、販売、仕入れ、利益計画
などのビジネスプランを作成します。
から、開店資金の融資交渉です。
ビジネスプランが出来上がると、広島安芸商工
会銀行坂支店の融資課長の面談です。
ビジネスプランは、収支計画だけでなく、お店を
やっとプランが承認されると、次は販促グッズの
作成です。今まではチラシはパソコンで作成して
いましたが、今回は5年生が多いため、手書き
で作成し、それをスキャナーするという方法を初
めて採用しました。
一方手書き組は、店頭のポスター作りです。
目立つ看板作りにいろいろと工夫をして
紙が足りない時は、段ボールなどを有効活用し
約1時間の短時間でなかなかの出来栄えです。
3月21日(日)はいよいよ販売体験当日です。
まず青チームの「やすい~亭」ですが、販売商
品は坂町の芸州さかうどん、チラシ寿し、そし
て海田町のホルモンせんじあげです。
売上は33,740円で利益は8,630円です。
赤チームの「イケダナルド」は、坂町のカキのむ
き身と、サンデーお馴染みのイカ天、呉広域で
人気の出ている“漁師うどん”です。
売上は68,535円で利益は12,690円です。
黄色チームの「Smile bakery」は、坂町のよう
よう饅頭、町内商店から仕入れる天然酵母パ
ン、パックジュースです。
売上は46,550円で利益は9,445円です。
オレンジの「びっくりタハラ」は、坂町の焼き芋
ようかんと呉広域の姫ひじきの塩、太刀魚ダシ
の豊島ラーメンです。
本来は2時まで販売予定でしたが、早めの積極
的な店外での営業販売などが効果あったのか全
ての店で12時前までに完売しました。完売一番
を喜ぶ子どもたちです。
昼食後、早々と後始末をし、会場隣の大学で決
算業務にうつりました。
松尾先生から決算の仕方を教えていただきます。
手元にあるお金を計算していきますが、これが
全て売り上げではありません。
まず釣銭と仕入れなどを計算し、広島安芸商工
会銀行坂支店に返済していきます。
その後の残りが利益となります。利益はみなさ
んの4日間の働きの給料となります。大学生に
キッズ起業家育成塾の木村塾長から、修了証書
と給料が各店ごとに手渡たされます。
給料は各お店で分配し、給料袋に入れてありま
すので、お家に帰り、親御さんにそのまま渡して
ください。4日間の労をねぎらうとともに、この経
験を活かして今後とも夢を持ち、何事にもチャレ
最後に指導していただいた松尾先生から4日間
のキッズを通じて、働いて得るお金の大変さと商
売の大変さがわかったはずで、これからも今回
の経験を大切にして、日常や学校生活を過ごし
てほしいとのご挨拶がありました。
以上で「第12回キッズ起業家育成塾」は修了し
ました。キッズの皆さんそして保護者の皆さんあ
りがとうございました。これからも夢を持って何事
にもチャレンジしてください。
ご指導をいただいた広島文化学園大学の松尾先
生、サポートをしていただいた大学の学生の皆さ
ん、ありがとうござました。
また、共催として会場提供などの大学さん、募集
などでご協力いただいた各小学校や教育委員会
さんありがとうございます。
来年度は坂町だけでなく、海田町や船越町の小
学校にも「キッズ起業家育成塾」を広げて行きた
いですね。
明日はいよいよ町内小学校の卒業式。6年生の
子どもたちは、今回の貴重な体験を胸に旅立ち
ます。そして中学生活へ夢とチャレンジを期待し
たいですね。5年生は6年生で再チャレンジして
欲しいですね。
子どもたちに「夢とチャレンジを!」10年後の
子どもたちの「起業」に期待したいものです。