こんばんは 「ようよう坂町」
今日もひろしま男子駅伝の話題です。
かつて広島には広島県福山市から広島市を
結ぶ約100キロ余りの長距離駅伝「中国駅
伝」がありました。九州の朝日駅伝、元日の
全日本実業団駅伝と並び、日本3大駅伝の
ひとつでした。1995年に開催された62回大会
を最後に「全国都道府県対抗男子駅伝競走
大会」(通称:ひろしま男子駅伝)として発展的
解消して、中国駅伝は行われなくなりました。
ひろしま男子駅伝は当初は広島スタジアムを
スタートし、ゴールが平和公園ですが、現在で
は平和公園がスタート・ゴールになっています。
向こうに見えるのが平和祈念館です。
スタート・ゴール地点の白線です。12時30分
スタートですが、どんなドラマが待っているので
午前10時からは平和祈念館前で選手紹介で
す。岐阜県人会はのぼり旗を持ち、9時から場
所取りをし、待ちました。
選手紹介の後ろには、広島、廿日市市両市の
23小学校の児童が、各チームのお国ことばや
名物をあしらって作った手作りののぼりが並び
真中には「絶対優勝」との広島県応援ののぼ
りがあります。
岐阜県ののぼりもあります。
選手紹介は1区を除き、2区から7区までの
順に紹介されます。まず北の北海道から東北
など各ブロックごとに紹介され、最後は沖縄県
です。各県の選手が紹介されると県人会から
声援が上がります。有力選手には県人会だけ
でなく、全員からの声援が上がります。
箱根駅伝の柏原選手にはひときわ大きな声援
す。岐阜県人会として、大声で声援しました。
広島県の主将である岡本選手です。県人会は
ありませんが、さすが地元選手。大勢の声援
アンカーには各県の有力選手が並びます。
福島県はふるさと選手の佐藤敦之選手、地元
中国電力なので、コレマタ大きな声援です。
長野県は佐藤悠基選手です。
広島県のアンカーは初の大学選手鎧坂選手
です。箱根駅伝でも活躍した明治大学2年生
隣の国際会議場が選手受付になっていますが
選手紹介が終わった後、スタートを待つ第1区
今回のたのしみのひとつに、全国からの「ゆ
るキャラ」参上です。これはゆるキャラではあ
りませんが、秋田のなまはげです。
三重県の「いがグリオ」くん、島根の「しまねっ
こ」くんです。
茨城県からは「ハッスル黄門」さんです。
京都からは「801ちゃん」くんです。
奈良県からは「せんとくん」です。
山口県からは「ちょるる」くん。
広島県は「しゃもべえ」ですが、初めてみま
右から2番目は中国新聞の「ちゅーピー」くん
です。
左から2番目は島根県の「テンピー」くんです。
真中は見えにくいのですが、広島県の「ブンカ
ッキー」くんです。いろいろな「ゆるキャラ」は、駅
伝を大いに盛り上げてくれました。
12時30分いよいよスタートです。先頭のテレ
ビ中継車です。
選手に密着撮影のカメラバイクです。
こちらはリポートをするバイクです。
スタートを前に最後のウォーミングアップす
です。
各県人会ののぼりがはためきます。
いよいよスタートです。緊張の瞬間です。
12時30分、号砲とともに一斉にスタートです。
一団となって走りだしました。
余りスピードが速いので、カメラ位置がうまく
行きません。猛スピードで通り過ぎていきます。
7区アンカーの選手が帰ってきました。まず、
ここを通過し、市内を一巡し、再びゴールへと
向かいます。先頭は埼玉県ですが、2位争い
の福島県と兵庫県の接戦です。
デッドヒートの広島県と大分県(右側)です。
7区区間賞の長野県の佐藤悠基選手です。
市内を一巡し、先頭が戻ってきました。
ゴール手前で抜け出した兵庫県の竹沢選手
が接戦を制して3年ぶり3度目の優勝を飾り、
初の天皇杯王者となりました。
2位は惜しくも福島県の佐藤敦之選手です。
地元中国電力の選手なので、残念です。
ゴール前のデッドヒートは、広島県(右)と長野県
岐阜県の市岡選手は結局は30位でゴール
朝8時から岐阜県人会のお手伝いと選手の
応援、夜は岐阜県人会の慰労会と家に帰った
のが午後9時でした。長い1日でしたが、感動
の1日でした。ひろしま男子駅伝は今年で15
回目、まだ歴史は浅いですが、駅伝だけでなく、
県人会を通じての交流など、他にはない駅伝
になってきました。
これからもますます盛大に、発展してほしいで
すね。全国の皆さんもぜひ、応援においでくだ
さい。そして全国の皆さんとの交流をしましょう。