こんばんは 「ようよう坂町」
昨日、今日と20度を超える暖かいというより、
少し暑い感じの日でした。坂町と姉妹都市縁
組を結んでいる島根県川本町・坂町特産品フ
ェアがフジグラン安芸(16,481㎡)の国道31号
沿いの屋外広場と1階店内で開催されました。
平成7年開店前に坂町商工会とフジが協定
書を結んだ時、大型店の地元貢献というこ
とで、無料で場所を提供するということを一
項目加えました。今年で14回目です。
島根県川本町とは23年前から姉妹縁組を
結んでおり、各団体等で交流が行われてい
ます。この特産品フェアは、川本町との経済
交流の一環でもあります。
川本町は以前郡7町の中心で、出先官庁が
多く、それに経済依存していました。しかし、
最近出先の撤退に伴い、経済も先細りになり、
人口減が著しくなっています。特産品を開発し、
地域経済の活性化が急がれています。
また、川本町も坂町と同様に、合併せずに
単独町を選択しているので、経済基盤の確立
は急務です。
千台の駐車場となっています。
右奥に見えるのが町営住宅で、隣が広島市安
町内の菊愛好者による「菊花展」で会場を盛り
またイベントとして、土曜日は坂和太鼓同好会
日曜日は「川本神楽団」による神楽の特別上
商工会としてはほとんどかかわっていません。
私は坂町特産品研究会一員として参加してい
ます。
穂が紫色をした麦(モチ麦ともいわれる)カルシウ
ムや鉄分が多く、健康によいと言われています。
芸州坂うどんとして2食だし付きで1袋400円で
販売。
一杯300円の実演販売もあります。
坂町の木「梅」にちなんだ梅ワインの「梅の
坂のかきを使った「かきご飯」は人気のある商品
です。1個300円です。
この他に毎月2週間に一度開催している坂町朝市
のメンバーは、とれたて新鮮野菜を100円均一で
孫娘がやってきて、わた菓子を食べたいという
ので買ってやりました。嬉しそうな顔です。
陶芸グループあさがおは、自分たちの作った
作品の展示販売です。
こんな灯り用の作品もあります。
来年の干支「寅」の招福とか迎春の作品は特に
人気がありました。
一方川本町店外コーナーでは川本産のもち米
を使い、杵つき餅の実演販売が人気です。
食品業者などが出店しています。
川本町の新鮮野菜です。
店内での販売は昨年からです。フジの好意で
1階エントランスホールの一角を提供していた
だきました。ここは1~2階が吹き抜けになって
おり、休憩コーナー、催事場でもあります。
店内の坂町コーナーです。
店内の川本町コーナーです。
最近川本町では健康食品として「えごま」の作
付を拡大し、生産量を増やしています。
開発商品もえごま油や煎りえごま、えごません
べいなど商品数を増やしています。今年「全国
えごまサミット」の開催するほど力を入れています。
あんぽ柿は干し柿で甘くてこれまた人気商品です。
川本町の特産品といえば、最初はひまわりせん
べいと柚子ようかんぐらいでしたが、随分商品が
増えました。えごま入りの草餅です。
えごま入りのふりかけもありました。
年の一度の「特産品フェア」ではありますが、
最近フジグラン安芸を取り巻く周辺大型店環境
は厳しくなっており、つい最近11月6日にはゆめ
タウンが宇品地区に開店しています。その他にも
イオンやもう1店の最大級のゆめタウンなどによ
り、フジグランのお客さんも年々減っているようで
す。こうした中での「特産品フェア」も大型店の集
客に頼るだけでなく、「特産品フェア」だけでの魅
力づくりも必要でしょう。行政だけでなく、農商工
連携などにより、町ぐるみでの経済対策の一環と
して取り組む必要性を痛感した2日間でした。