こんばんは 「ようよう坂町」
広島は8月6日の原爆祈念日が近づいてきま
した。原爆で75年間草木も生えないと言われ
た中、いち早く花が咲き、人々に復興の勇気を
与えてくれたのが夾竹桃でした。そのため広島
市は復興の象徴として、夾竹桃を広島市の花と
しています。
今年の夾竹桃は5月中旬に咲き始め、それ
から1ヶ月余りの6月下旬まで咲き誇っていま
川河岸沿いにある夾竹桃通りです。私がそう
7月になり、花を落としてしまいました。今は
次のつぼみが咲くのを待っています。
原爆でいち早く咲いた花、夾竹桃といわれて
いますが、原爆祈念日まではまだ1ヶ月あり
ます。このままだと、今年その頃は満開を過
ぎた状態ではないでしょうか…と7月上旬の
ブログで紹介しました。
夾竹桃は夏の花のイメージですが、5月下旬
から咲き始め、晩秋の11月下旬まで咲いて
います。といってもずっと咲き続いているわけ
ではありません。花が咲いては散り、次のつ
ぼみを出しそしてまた咲くということを実は繰
り返しているようです。
今回で2回目のつぼみをつけていることに
なります。原爆後に咲いた花は2回目の花の
ようです。9月になり、また一旦花を落とし、
また再び10月頃から咲き始め、11月下旬
までの息の長い花を見せてくれます。
今年は早めにつぼみをつけていましたが、約
1ヶ月間たった8月までつぼみのままです。
刈り取られスッキリとしています。
普通の夾竹桃は根元から枝を張っています。
ここの夾竹桃だけがこまめに根元を狩り、一本
広島市の花としての夾竹桃は、いろいろな場
所に植えられていますが、こんな一本木の夾
原爆ドームに近い平和公園辺りにはいろいろ
な色をした夾竹桃がたくさんあります。どれも
根元から枝を張っています。白い夾竹桃です。
の川を隔てた両サイドに夾竹桃があり、夾竹
桃の並木通りです。左手は本川小学校の夾
本川小学校の外柵として、見事な夾竹桃です。
原爆ドームの対岸の平和公園にあるピンクと白
の夾竹桃です。
始め、2ヶ月間も咲き続け、7月下旬が満開で
した。
昨年は咲き続けていましたが、今年は今1回目
の花が終わり、2回目が開花しようとしています。
咲いては散りを3回繰り返し長い間花を楽しませ
てくれる夾竹桃ですが、今年は原爆祈念日を過
ぎてから、見事な花を咲かせてくれることでしょう。
夾竹桃の咲くさまは、人生再チャレンジと長寿の
象徴のようです。私たちの人生も「夾竹桃」を見
習い、再チャレンジと長寿といきたいものです。