こんばんは 「ようよう坂町」
ウォーキングのまちづくりを行っている坂町
にとっては、そういった取り組みをしている
他町の状況も気になるところです。
今回は新聞でもしばしば登場する広島市安
佐南区祇園町の「武田山関連団体連絡会」
が企画された「第1回武田山の日」登山会に
祇園町商工会のたけぴょんさんのお誘いで
参加・視察しました。今回は津和野街道での
ウォーキングに取り組んでいらっしゃる佐伯
町商工会の「ミック」さんと参加しました。
集合場所はJR下祗園駅。JR坂駅からは呉
線・可部線と直通の電車があリ便利なので、
電車で行きました。
受付場所では、たけぴょんさんが迎えてくれ
たくさんのボランティア団体の方々に守られ
て整備されることによって、多くの登山客が
訪れています。
駅前には商工会の名前のある「武田山登山
ガイド」の看板があります。
駅では記念スタンプを押してくれます。
スタンプを押してもらっているミックさんです。
ボランティア団体が集まる武田山関連団体
連絡会が発足し、武田氏が毛利元就に滅ぼ
祇園町商工会も連絡会の一員として、「武田山
されたのが、1541年5月ですので、それを記
念して5月の第4日曜日を「武田山の日」と制
定し、今回「第1回武田山の日登山会」を企画、
各地4コースから武田山の山頂を目指します。
正面城下コース」に加わることになり、私もその
コースに参加しました。
昨年の全国展開で誕生し、祇園町商工会ブ
ログでよく登場するマスコットの「たけちゃま」
お殿様が駅前で迎えてくれました。
武田山に隠したといわれる「金の茶釜」を
での開会式です。
連絡会の団体紹介はコチラ
からご覧下さい。
下祗園駅発は「武田山正面城下コース」で33
名の参加で、連絡会12名の方がガイド役を務
登山コース看板の前で、ガイドさんの説明で
滅亡によって廃寺になったが、その後再建
されました。
境内には立派な松があります。
広島市保存樹に指定されています。
立専寺を出発すると、眼下には広島市が
きます。
途中原爆2世桜が植えてありました。
孟宗竹の美しい竹林です。
途中6世紀ころの「部谷山古墳」がありました
石室の中です。
以前はごみでいっぱいであった川でしたが、
学生やボランティアで整備し、小さいながらも
三段滝が見られるようになりました。
以前は一帯は藪であったが、伐採し登山道
を整備したとの説明を受けながら進んでいき
ます。左はミックさん、真中はノルディックの
ポールをもっているたけぴょんさん。
連絡会の「みどり会」の皆さんが整備されて
いる「鹿ヶ谷ふれあい広場」に到着です。
連絡会の「里山環境保全みどり会」の皆さん
が整備されている「鹿ヶ谷ふれあい広場」では
その整備状況の説明を聞きながら、しばし休
ホタル池、花いっぱいの里山づくりをされ
ているとのことです。
ホタル園です。
工房のある所です。
森の音楽会と題して動物たちが歓迎して
見える丘」があります。
木の間から、広島市のビルやその先に海や
瀬戸の島々が見えます。今日はかすんでいて
ぼんやりと見えます。
いよいよ坂が急になってきました。
水越名水の標識がありますが、最近は渇水
馬場跡です。
とのことです。
下高間への道です。
向かいに見えるのは火山です。
さらに道は険しくなってきます。
上高間への道案内です。
島々も眺望できます。高所恐怖症の人は
ご遠慮ですが、巨岩の上
ばらしいのでしょうが、今日は残念ながらか
すんで見えます。下高間や上高間は、観音
堂に付属した庭園か休憩所があったところと
ッピングセンター「イオンモール」が右側中央
団地があります。
広島市から島々が見えます。
観音堂跡は、観音様をまつったお堂跡と
ここでは休息や密議が行われたようです。
くため、弓矢をつくり、実際に矢をはなって
いただいているとのことです。
初めての方もあり、なかなか的に届きま
せん。
いよいよ頂上への最後の登りです。
武田氏のお城は「銀山城(かなやまじょう)」
です。標高410.9mの山頂にあります。
午前9時30分前に出発し、途中いろいろ
な場所を案内していただき、頂上には12
時20分頃に到着です。
頂上からは広島市やその周辺の景色が
一望できます。
その看板を撮影する佐伯のミックさんです。
頂上までは説明を聞きながらでしたので、
3時間近くかかりましたが、普通に登ると
1時間20分の行程です。
武田山は広島市からも近く、ボランティアの
皆さんの登山道整備や自然環境保全活動
のお陰で、登りやすく、自然も豊かなので
お勧めです。坂町の山もいいのですが、武
田山には中世の歴史ロマンがあり、魅力で
す。標高250m以上は県の史跡指定を受け
ています。
ぜひ一度登ってみてください。詳しくは祇園町
商工会へお問い合わせください。
次回は頂上から下山コースを紹介します。