こんばんは 「ようよう坂町」
海田町の「まちづくりフォーラム2009」の続きで
す。海田町の「まちづくり推進課」が担当で行い
ました。昨年5月からの海田町、熊野町、坂町
の「地域づくりリーダー育成研修」を計4回行っ
た後、11月からは「みんなでつくろう海田オリ
ジナルガイドマップワークショップ」を4回行い、
今回のまちづくりフォーラムの開催となってい
ます。坂町役場には、リーダー研修以後、まち
づくり研修をやろうと声掛けをしましたが、未だ
なられていない中、海田町役場の取り組みは
積極的です。
まちづくりは、人づくりであり、場づくりです。
多様な人と縦横のつながりをつくっていきま
しょう。まずあなたから、そばの人に広げて
いきましょうとの講演の後、町内3団体からの
事例発表がありました。
まず「幸町自治会」です。多方面から転居して
来た方が多く、人々の親密度も希薄で、自治会
ができたのが昭和62年デス。平成11年に地域
の老若男女が気軽に楽しめる「助け合い、見守
り合い、励まし合う」仲間づくりをしていきたいと
いう思いを込めて「花輪(はなまる)サロン」を立
ちあげました。
時海田児童館で開催されています。対象は
幼児連れのお母さんから高齢者の方で、プラ
ンターに季節の花を植え、プランターを管理し
ていただく家庭に配ります。花が終われば回
収して、土替えをし、これを繰り返しています。
現在31ヶ所140個をお願いしています。
終了後は茶話会を開催し、親睦をはかって
います。今回の会場のプランターも幸町自治
が増えたため、皆さんの「出会いの場所」とし
て平成14年に立ち上げました。毎月第1月曜
日10時~12時30分海田児童館で開催され
ます。会費は100円です。対象は高齢者の方
で、女性の皆さんが精魂込めて作られた料理
をいただいています。
「カフェローズマリー」は、『支え合い、助け
合いの輪』を広げ、心と心の絆が強く結ば
れることを願い続けています。
「カフェローズマリー」にご来店の皆さんに
『ちょっとボランティアをしてもらえませんか』
と提案し、「ローズマリー結いクラブ」を結成
月に一度のボランティア活動として、道路の
清掃、花壇づくり、草取り、散水等を行って
います。
綺麗にされているところには捨てないものです。
だからいつも綺麗にしなければ・・・
まちづくりは「出会う ふれ合う 話し合う」です。
次は海田警察署交通課長の事例発表です。
ひまわりの会と一緒に行った「交通安全1日
ひまわりの会の田原会長とちびっこ署長も
登場です。
等では、昨年9月ひまわり畑に設けられた
交番で、子供たちが一日警察署長を勤め
事故防止を誓い、街頭では子供たちの願い
はきっと伝わると信じ、ドライバーに交通安全
の呼びかけをすることで、子どもたちから生
まれる交通安全社会の創出をはかることを
目的とし、「交通安全一日ひまわり交番所」を
ひまわり畑に開設しました。
「一日子供署長」に任命された園児6人に交通
安全のたすき掛けをしました。ちょっぴり大きい
続いて園児たちは沿道に出て、「急がずゆっ
くりとカタツムリのように」とのメッセージを託
したカタツムリのマスコットをドライバー一人
ひとりに渡し、交通安全をお願いしました。
この事業では、子供たちのメッセージにより、
大人は交通安全に対する認識が高まり、交通
ルールを守る活動ができ、子どもたちも交通安
全への意識が高まりました。
習時間で取り組んだ「わが町海田町」~海田
町再発見~過去・現在・未来へ…です。
活動をサポートしてくれたのは「ほっとアニメ」
過去…歴史豊かな海田町に住んでいること
の実感を持つ
現在…海田町の「今」を検証し、そのよさや
問題点を見出す
未来…海田町のよさをさらに伸ばし、問題点
を改善するためにどうしたらよいかを
まず海田町の過去歴史を探るということで、
町内をウォークラリーしたり、ゲストスピーチ
ャーを招き、勉強会も行いました。
その後グループ別で調べ学習を行い、その
結果を文化祭で、展示発表とステージ発表
次に「海田町の現在そして未来へ」ということで、
10のグループに分け、海田町のために、提案・
提言など中学生としての行動を起こそう!という
取り組みをしました。
Aグループは「町の花ひまわりを宣伝する」
Bグループは「ひまわりの町海田町を多くの
人に知ってもらう」というテーマで、ひまわり
畑の企画へ参加です。
今年のひまわり畑の「ひまわり迷路」を設計
しました。今年ひまわりが咲く7月頃につくり
にし、ゴミの多い所マップを作成。
そしてDグループは「海田町名物のお菓子を広
める」をテーマにし、「ひまわりせんべい」「海田
おこし」など7本の「のぼり旗」を作製し、お菓子
を作っている「菓子ひまわり工房」に寄贈しました。
つくろう」ということで、ひまわりサンドを企画
しました。
いろいろなサンドを試作した後、待望の「ひま
企画したものを町内のパン屋さんにお願いし
作っていただきました。4個でひまわりの形に
Fグループは「海田町の騒音を少なくしましょう」
Gグループは「海田町の歌をつくろう」という
役場や町内小学校などに応募箱を置き、歌詞
お陰で4番までの「海田町の歌」の歌詞が誕生。
誰か作曲してくださいませんか。
Hグループは「海田町の自然を守ろう」という
テーマです。
オリジナル紙芝居を作りました。
Iグループ゛は「海田町のお店をもっと知って
もらおう」と飲食店ガイドづくりです。
Jグループは「海田町の人を笑顔にしよう」
というテーマです。
ミニランドセルのストラップを作りました。
以上が活動ですが、ほっとアニメのみなさん
ご指導ありがとうございました。
今回の活動で、海田町のことを知り成長しま
した。海田町のことをもっと多くの人に知って
発表に場内からは鳴りやまぬ盛大な拍手が
送られていました。
海田町での「まちづくり」への取り込みはまだ
まだ沢山あるでしょう。講師の先生の講評で
は「海田町は素晴らしい、私も大好き」という
発言がありましたが、確かに今回のフォーラ
ムに参加させていただき、海田町の「まち力」
の底力を痛感させていただきました。
4月3町が合併する商工会では、このパワー
を何とか取り込んで、素晴らしい商工会を
目指して行かねば・・・との思いを強くしました。
海田町まちづくり推進課の皆さま、船崎先生、
事例発表の皆さんありがとうございました。