こんばんは 「ようよう坂町」
金曜日の朝といえば、「積極人間の集い」
今日は1284回目です。私が積極人間へ
行きだしたのは、商工会青年部講習会の
「マネージメントゲーム」の講師の紹介で、
昭和62年12月4日の第254回でしたので、
今日で満21年、何と1千回ぐらいは出席し
ていることになります。
その時のゲストはカー用品販売のモンテカ
ルロ(現在年商120億円)の社長でした。
翌年の1月には私が商工会のことについて
ゲストスピーチしました。講習会の講師探し
という理由にし、金曜日の朝だけは遅出の
出勤をさせていただいています。
「積極人間の集い」創始者の1人である
㈱アビックの佐藤社長は、先月21日に久し
ぶりに東京から来られ、ゲストスピーチされ
ました。コンピュータ会社のIBMに勤務。
独立された昭和57年7月にこの会を始めら
れました。ゲストの話を聞き、その感想など
を2分間でスピーチする訓練を3年続けよう
と思って始められたそうで、今では会社を
東京で経営されていますが、それから26年
余りも続いていることになります。
もう一人の創始者は、広島キリスト教会
牧師の植竹先生。今でも最後のまとめを
お願いしています。
この会は、毎週金曜日朝7時から8時半
まで行われており、ゲストのスピーチが40分。
その後会員のスピーチがあります。
ゲストは会員の紹介で毎回違います。謝礼
はどんな人でも5千円ですから、著名人など
失礼な方もいらっしゃいます。会費は月額
2千円。1回だと800円です。来るものは
拒まず、去る者は追わず、規約も役員もいな
い会ですが、毎回30人ぐらいの老若男女の
今日のゲストは、ひろしまルソン友好協会
事務局長の小西啓文様、演題は「フィリピン
に広島発の森林をつくる」です。
不用になった靴を販売した収益で樹木の苗
を買い、フィリピン・ルソン島の森林再生を目
指す活動を、ひろしまルソン協会は行ってい
ます。草の根交流というより「クツの根交流」
現地移住した廿日市市出身で元中学校教諭
大場薫さんが戦争や日本などへの木材輸出
での森林破壊ではげ山になったルソン島北部
のサンタフェの山間部に心を痛め、植樹用土地
約40ヘクタールを購入して2001年から始まりま
した。
ーらが2004年に設立。原爆で緑が消えた広島
に当時、世界各地から苗木が寄せられたこと
への恩返しの運動としても取り組んでいます。
計画では、日本から送った中古の体育館シュ
ーズなどを、大場さんがアドバイザーを務める
現地のNGO「サンタフェ・グリナーズ」を通して
販売する。1足の収益は約260円で苗木20
本分になります。この靴の販売代金以外に、
日本から現地に送った衣料の販売代や一般か
らの募金などもあて、現地の植樹本数は約40
万本に達しています。
この広島発の国際ボランティア運動に賛同する
輪が、広島県内の中学校・高校に広がっていま
す。賛同する学校では生徒らに協力を求めて
「戦後日本は貧しかった時代に海外から援助を
受けた。今度は私たちが助ける番」と、はいてい
た体育館シューズを洗って干し、現地に送る作
業を行い、協力しています。
この「クツの根交流」は、森づくりは人づくりと
いうことで、森林の再生と現地の人たちの生活
の自立を目指して行っており、「美登利の恩返し」
「顔の見える交流」を目指しています。
豊かな日本の子どもたちには「もっいない気持ち」
で協力してほしいと話されました。
今では植樹以外に教育にも力を入れ、幼稚園や
小学校を開校しました。
http://www.geocities.jp/hiroshima_ruzon/
以上の話を聞き、今朝も感動的な話でした。
厳しい社会とはいえ、恵まれた私たちにできる
ことは何か。協力していきたいと皆さん考えされ
た朝でした。