第4回商工会事務局代表者会議 | ウオーキングの町 坂町

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こんばんは 「ようよう坂町」


今日は午前中坂町商工会の主席と一緒

に、町内3小学校を訪れ、11月30日から

始まる「第9回キッズ起業家育成塾」の案内

を校長・教頭先生に渡し、子供たちへの案

内配布と募集のとりまとめをお願いしました。

午後からは第4回商工会事務局代表者会議

が広島市であり出席しました。

電車での途中、広島新球場の工事現場が

見えますので、久しぶりに写真にとりました。

プロ野球も後日本シリーズだけ。広島カープ

は、ブラウン監督の契約問題でごたごたしま

したが、やっと続投が決まり、秋季キャンプ

中です。工事は随分進んでいるようです。

右はスコアボールドです。

レフト側のスタンドです。


3塁側の内野スタンドです。

正面入り口付近のスタンドです。

完成が楽しみです。

商工会代表者会議は、2ヶ月に一回開催

されており、県下商工会の事務局長と経営

指導員など事務局から1名が出席します。

まず、県連の専務理事の「これからの中小

企業支援団体のあり方について」の話が

ありました。全国連から10月に出された

最新の「今後の商工会の事業・組織のあり

の中間報告書」について説明がありました。

その中で、商工会は個々の会員を元気に

することであり、巡回指導は他団体にない

強みであるので、巡回により会員の課題と

ニーズを知るとともに、それを経営カルテに

記録することであると強調されました。

次いで事例発表があり、3商工会の事例の

発表がありました。コーディネーターとして

県連の事務局長の挨拶です。

トップバッターは、合併せず単独商工会を

選択している安芸津町商工会女性事務局

長です。安芸津町は商工業者539小規模

事業者449会員432で組織率80.5%

22年度から完全実施される県補助職員の

設置定数によると、小規模事業者450以下

の場合は経営指導員1名、補助員はゼロと

なります。現在は指導員2名、補助員2名、

局長、指導職員です。小規模事業者がぎり

ぎり下回っているので、このままだと大幅職

数減となります。

そこでこのたびの事業所統計実施にあたって、

商工会が事務委託を受けている青色申告会、

建設労働組合、カード会など各団体の名簿を

役場に持っていき、統計調査の対象としてお

願いするとともに、女性部員に調査員として

協力してもらったり、商工会報に事業所統計に

協力をとの記事を掲載し、町内新聞折り込み

などもしました。

その結果、商工業者593小規模事業者518

となり、小規模事業者は何と69人も増えました。

県下45商工会で小規模事業者が増えたのは

5商工会でしたが、断トツの数の増え方です。

お陰で組織率は73.7%と下がりましたが、

小規模事業者451以上となり、設置定数は

指導員2名、補助員1名と現職員数が確保

できます。行政との連携、協力が成功の

秘訣と話されました。

次いで来年4月に白木町商工会と合併す

る高陽町商工会事務局長です。

高陽町は人口66,000人、会員数は856人

で組織率53.9% 17年には952人で

59.8%ですから、大幅に会員減です。

今年会員増強キャンペーンを実施予定。

その方法としては

①「買う」「注文」なら会員事業所で、PRリスト

 を町内配布し、会員メリットを訴える。

②未加入データ1,100をリストアップし、DMを

 送り、訪問のきっかけとする、。

③役員に未加入リストを渡し、最低5件の声掛け

④事務局に実績表掲示、指導員5件、他職員3

 件ノルマ、これは職員から出た数字

⑤加入奨励金1人3,000円

⑥役員研修で、組織率高い商工会視察

以上の予定ではあるが、実績が出たら、また

話したいといわれました。

最後は今年4月、8商工会が合併した

呉広域商工会事務局長です。本所1ヶ所

支所8ヶ所あり、職員は常勤29人、パート

11人計40人のマンモス商工会です。

比較的若い職員が多いのが特徴。

巡回指導には「会員ニーズ調査票」を持参

し、直接会員のニーズの把握を行っていま

す。さらに経営革新支援や革新塾の開催、

産学官金連携事業として、異業種交流事業

の実施、ネットDE記帳、記帳代行の推進

全国展開事業、生産性向上支援事業など

に取り組んでいますとの事例を話されました。

ちなみに呉広域商工会は「ジョン」さんのブログ

でおなじみです。

次いで県連総務部長が「職員の健康管理」

について、健康診断の完全実施と職員協議

会のメンタルヘルス対策についての話。

東部支所長と地域振興部長は「小規模事業

者への経営支援策について」ということで、

①商工会力向上②企業の元気力向上③地域

力向上を目指してまちおこし支援、エキスパート

ハンク派遣事業、地域力連携拠点事業などを

実施しており、今年度新事業としては農商工

連携事業があるので、積極的な活用をしてほし

いと話されました。

最後は全国商工会連合常務理事の「中央

情勢」についてです。市町村合併や商工会

合併により、商工会数が11年度2,806商工会

から20年度1,905商工会に減っているとともに、

会議所との併存商工会が633商工会、商工会

同士の併存が323商工会、一行政一商工会は

949商工会で約50%しかないとの現状。

その中で商工会のあり方や会議所との合併問

題があるが、商工会はもっと自信を持ってほしい。

①巡回指導を中心とした経営改善普及事業を

 真面目に実施しているのは商工会だけ

②中小企業対策、小規模事業対策は国も県も

 放棄するわけにはいかない

③地域力連携拠点事業など機能別予算化がさ

 れ、小規模事業対策は商工会、会議所で独占

 という事は崩れて来て、他団体との競争にな

 るが、商工会には人材がある

④とにかく巡回指導で経営カルテを書いていくと

 競争に負けるはずはない。これこそ商工会の

 オンリーワンである

 今までの中小企業団体見直しに関する検討に

 至る過去の経緯説明と今後の小規模事業対策

 に関する考え方の推移説明を交えながら話され

ました。


 2ヶ月に1回の事務局代表者会議、盛りだくさん

テーマに、県連の意気込みか感じられます。

でも頭は一つ。なかなかついていきにくい部分も

あります。そういった中で、他商工会の事例発表

や全国連の中央の最新情報は大いに役立ちます。

ありがとうございます。