こんばんは 「ようよう坂町」
毎週金曜日の朝7時からは「積極人間の
集い」が広島市であり、もう20年余り参加
していますが、先月から今月にかけて計4
回旅行や出張でお休みしました。今まで
金曜日の朝は比較的出張などがなく、年間
1回程度の休みで精勤賞(休みなしは皆勤
賞)をいただいていましたが、今回のようなこ
とは初めてです。
さて、今日のゲストの方は㈱藤原電機代表
取締役藤原八十生(やすお)様です。本業は
電線部品(ハーネス)、プリント基盤などの
組立・加工、電気・電子部品への半田付加工
従業員40名の会社です。北広島町(旧芸北
町)出身。父母は子作り天下一品で、11人目
の子として誕生。母親は面倒を見られない代
わりに、母は
①いつまでもあると思うな親と金
②運のない貧乏神と付き合うな
③どんなことがっても保証人にはなるな
と三つのことを教えてくれました。
<本貧乏>と<よごれ貧乏>がある。
<本貧乏>は①食欲②物欲③色欲
欲望は欲防、流れを防ぐからよくない。
流れが続くから発展するのであり、お金
も回る。「私」からこの三つをとると「仏」
になることからわかる。
<よごれ貧乏>には濁点が付く。
「きん」に濁点が付くと、「ぎん」になり、
ちょうちょに濁点が付くと蛾になる。
我は蛾につながる。
<よごれ貧乏>は
①毒をはく・・・ぐち、ねたみ、けなすなど
心には濁点が付いているから<よごれ貧乏>
だから心臓の音はどくどく(毒毒)
②せめ心・・・少し失敗や悪い所をせめる。
多くのいいところをみない。ほめること。
③上から見るくせ・・・口は一つ、目は二つだ
が、上にある。どうしても上から見るくせ、
もし足元にあれば・・・
④つもり病・・・何何したつもり、見返りを
期待する。
人の心はとかく辛い者だ、だから私は
「人心辛」→人に一を加え大に、心の濁点を
ノで割り必に、辛に一を加え幸に、「大必幸
案内人」と名乗っている。
二つの「ん」は、「金(ん)運(ん)」
「皆さんお金は好きですか?手をあげてください」
と聞かれました。そうは思っていても、なかなか
さっとあげられないもの。元気よく手をあげられた
方に、元気な人に貧乏神は寄り付かない、気に入
ったと、握手をされに行かれました。
お金が好きなのはみんなのはずだが、なぜお金に
恵まれないのかというと、お金に好かれていないか
らだ。もし、好きな人ができて、抱きついていって
も、相手が好きでなかったら、痴漢やセクハラに
なる。それと同じこと。たとえお金が好きでも、お金
の方があなたを好かないと寄りついてくれない。
“なあ~るほど。納得。 ”
皆さんの財布を見せてください。お金に好かれ
る財布かどうか見てあげますと。お金をそろえて
入れていますか。出ていかないように逆さに入れ
る方もありますが、お金が窮屈ではありませんか。
お金に役立たない領収書などはゴミです。出しま
しょう。居心地がよかったら、長くいたいとお金は
預金としていつまでもいます。
私は財布を大事に扱い、お札はそろえて入れる。
毎朝挨拶をする。夜はお礼を言っておさめる。
月に一回をお金を出し、日干しをする。
お金を可愛がり、お金を出す時は右手で「帰って
おいで」と言って出す。もらう時は左手で「よく帰っ
「ん」「ン」「運」とも必ず右肩上がり。
今では業績も右肩上がりである。
以前は従業員が辞め、大変な時期があった。
そんな「まさか」の時は、ふるいにかけられる時。
従業員が辞めることは、いい人材が入ってくる
チャンスと思えばいい。
神や仏には濁点が付かないが、貧乏神は濁点
がつく。
「ダメ」「できない」と濁点の付く言葉は言わないことだ。
「ダメ」→「ため」に、あなたのため、ひとのため
「できない」→「てきない」に、敵がない、味方にしよ
う。1人の人には後ろに40人の人がいるといわれる。
大切にしたい。
もっと聞きたかったが時間切れで残念。
厳しい厳しいと言っている商工会には「貧乏神」が
寄りついているのか。「ダメ」「できない」などの濁点
による「よごれ貧乏神」追放することを、今一度真
剣に考えなおさなければと痛感させられました。