こんばんは 「ようよう坂町」
10月12日(日)は坂八幡神社の秋例大祭
です。町内各地区から、神輿などいろいろ
な寄進ものが奉納され、にぎやかな祭です。
わが横浜地区からは「曳船」が奉納され
ます。
財団法人横浜戸主会が所有する「曳船」は
250年余りの歴史のある伝統行事です。
その最終的な準備が昨日ありました。
法被や足袋などを準備し、参加者に
配布します。
各地区ごとに実行委員である船頭さん
などが各自に配布します。
その後前日の準備や当日の進行など
の最終打ち合わせを、大船頭、船頭
補佐、小船頭などの実行委員で行い
ました。
最後は音頭の練習です。
出船唄、道中唄、戦勝報告唄がそれぞ
れの場面で唄われます。
音頭担当だけでなく、音頭に従って船が
進んでいくので、進行がうまく進むために、
小船頭以上が練習しています。
大人が担ぐ大船と小学生5~6年生が
担ぐ小船の出港風景は、壮観で見事です。
最近少子化で若者も少なくなっており
こういった伝統行事も存続の危機を
迎えている所も多い中。当地区では
大人だけでなく、小船をつくり、小学校の
協力を得て、後継者育成と伝統行事の
伝承に努めています。今では小船を
担いだ経験のある若者たちが、大船
を担いでいます。
よそにはない珍しい神輿の「曳船」を
これからも末永く伝承して行きたいもの
です。
当日の祭りは、この曳船以外に、ちょうさい
や屋台などの神輿や獅子舞などもあり、
近隣ではないほどの賑やかなまつりです。
ぜひおいでください。