こんばんは 「ようよう坂町」
昨夜は海田町商工会主催 坂町商工
会、船越町商工会共催の「まちづくり
講演会」がありました。講演会終了後
講師である「まちづくりあきんど隊加藤
博隊長を囲む会」が広島市の青森料理
店「どんだべ」であり、出席しました。
出席者である隊長の信奉者である方々。
中には三原市から駆け付けて来られた
方もいました。講演会主催側としては、
研修委員会副委員長と私そして海田町
役場の方々でした。隊長をとり囲んでの
会は初めてでしたが、大いに盛り上がり
10時からの宴会ということもあり、久しぶ
りの午前様。昨夜はブログを書くことがで
きませんでした。
店内には青森のねぶたが飾られていました。
青森から取り寄せられた珍しい海鮮料理で
した。ママが青森出身とのこと。ここ本川町
店と庚午店と小町店の3店を経営されている
とのこと。小町店は近いので、ぜひもう一度
行って見たいと思いました。
http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000060183.html
さて、「まちづくり講演会」は、中小機構か
ら講師の派遣をいただいた講演会で、
3町を対象に開催しました。
講師である加藤博先生は、中小機構・
まちづくりサポーター 青森まちづくり
あきんど隊隊長で、現在(有)PMOという
会社を立ち上げられ、まちづくり運動を
全国に提唱、年間100回の講演をされ
ています。今回のテーマは「中心市街地
活性化の必要性と取り組むべきこと~
安芸地区のまちづくり」で、商工会員は
もちろん、行政や町民の方の出席が
ありました。
12時40分広島空港へ研修委員長と
先生との親交がある役場まちづくり
推進課の職員と一緒に出迎えに行き、
三町のまちを事前視察していただきま
講演会は研修委員長の講師紹介で
始まりました。
先生は冒頭、3町を視察された感想を
述べられました。古い「サティ」が残って
おり、平日にもかかわらず、レジの稼働率
がいいのは、この町には町力、まちに力が
あるからだと。さすがニチイ出身だけあって
鋭い方。さらに旧国道を歩かれた感想で、
歩く人や自転車には危険な町である。
マンションの家賃が高いのも町力がある。
3町は広島市の恩恵で成り立っている地区
ようだ。とさすがプロとしての鋭い指摘をさ
いる人にやさしいまちづくりで、生活者
視点に立ったまちをどうつくっていくか
ということだ。
先生は青森市出身で、生家は総合衣料
店で、一時家業を手伝ったが、ニチイで
13年間バイヤーや店長を経験。
その後独立し、青森市新町商店街に
婦人服専門店を開店。商店街のまちづくり
に携わったのを契機に、青森市中心街区
の「まちづくり」運動を展開され、現在は
商売を辞め、まちづくりの専門家として
全国の商店街などを指導されています。
青森市もご多分にもれず、郊外へと
まちが広がっていったが、アクセス道路
などのインフラ整備や特に除雪費用が
確実に増え、このままでは持続発展は
無理だという危機感から、全国に先駆け
てコンパクトシティ構想を打ち出しました。
新町商店街では、各種のサービス・
格安料金で店舗を貸し出しています。
まちなかレンタサイクル、電動スクーター
車いす無料貸し出し、ふれあい広場での
NPO、福祉団体との連携イベント、活性化
イベントなど多彩な事業を展開。
「お買いもの宅配サービス」は300円で
清掃などを行っています。
一品逸品運動
コンパクトなまちづくりに大切なことは
①まちなか居住を推進し、中心部の
人口増加に努める。
②商店街を整備し、人の流れを呼び戻す。
③公共施設等を中心部に置く。
④通りのアクセスを充実させる。
を明確にしないと、理念のないまちづくり
でないと成就しない。そして今までのように
行政頼みだけでなく、行政・地域住民・商工
会・商店街・市民団体等が連携して同じ方向
に進まなければ、コンパクトでに賑わいのある
住民が行きたい所へ、外部の人も来る。
まずまちに誇りと自信を持ち、まちづくり運動を
根気強く継続していってほしい。
「魅は与によって生じ、求によって滅す。」
魅力は求めるものでなく、与え続けることに
よって生じる。「土地は先祖からもらった
ものではない、子孫から借り受けているもの
だ。」 いかにいいまちをつくり、子どもたちや
孫たちに、残していくかは私たちの責任で
ある。と結ばれました。
講演会終了後は、共催者である船越
有意義な講演会は終了しました。
この後、タクシーで広島市へ行き、
加藤隊長を囲む会へ出席。隊長の
さらなる話や先生を取り囲むまちづくり
のコンサルタントや中小企業診断士
との交流。そして海田町役場の方々
や海田町民の方と海田町のまちづく
りについて、熱く語り合い、有意義な
会が終了しました。これで講演会の
成果を今後に活かす元気が出てきました。
会に参加されたみなさんありがとうございます。
久しぶりに熱い気持ちを呼び起こす講演会でした。
ありがとうございます。