オーストラリアの森の空中ウォーキング | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんばんは 「ようよう坂町」


オーストラリアは乾燥した土地で内陸

は砂漠が多く、赤い大陸ともいわれて

いますが、海岸地域は雨も多く、緑の

美しい所です。奇岩が続く、オーシャン

ロードの美しい海岸をちょっと入ると、

太古の森が残っているところがあります。

今回の一泊二日のオーシャンロードツア

ーでの福島さん夫妻のお勧めは、オトウ

ェイ国立公園内の森林ウォークでした。

もちろんウォーキング事業を行っている

私にとっては、興味深いウォーキングで

した。

前日の宿泊地ローンを出発すると、海から

山に架かる虹が、内陸へと案内をしてくれま

した。


内陸部に入ると、かなりの上りが続く。

高速道路でもなのに、スピード表示は

100㎞。日本ならせいぜい40~50㎞ぐ

らいの道路か。こんなに飛ばせる道路

はないのにと不思議に思う。

これならスピード違反で捕まることはない

ので、安心です。オーストラリアの警察は

おおらかで親切?ですね。

フォレストビルオトウェイフライツリー

トップウォーク入り口に着く。

オトウェイ国立公園は1億5千万年前

の温帯森林地帯が残る太古の森。

今にも恐竜が出てきそうな雰囲気の

森です。

その中に空中展望台があります。

入口をはいると、こんな大きなユーカリ

の木があります。どこかにコアラがいそ

うな雰囲気です。

巨大なシダは、まさに太古の森の雰

囲気で、本当に恐竜が出てきそうです。

一部で恐竜の模型があるところがあり

ました。

園内には所々にこういった表示板が

ありました。

内陸で寒いし、雨が心配だったので、

防寒具を着てのウォーキングです。

まさかこんな中をのんびりとウォーキ

ングできるとは思っていませんでした。

森林浴をたっぷり堪能しました。

ここの魅力は、フライツリートップウォ

ークということで、空中にしかも木の上

を歩く空中展望ウォーク道があること

です。環境や景観のことを考えると、

こんな発想は日本ではできませんが、

冒険好きというかちゃめっけたっぷりと

いうか、木の上を歩くという面白い発想

は、さすがオーストラリアだと感心しました。

下から見ると、高さ25mではるか上に

空中歩道があります。

まさに木の上を歩いているようです。

足元はこんな状態なので、高所恐怖

症の人には向かないかもしれません。


所々に展望台があります。木の上か

らの眺めは、鳥や動物になったような

気分です。

中でも圧巻は、さらに高さ12mの

空中展望台です。狭いらせん階段を

上がっていきます。まさにスリル満点

です。


その展望台から見た空中歩道です。

方々に伸びています。


展望台から眺める太古の森。雲がか

かり、神秘的な森です。


こんな体験は、駆け足旅行ではでき

ないもの。約1時間あまりではありま

したが、太古の森と空中ウォーキング

でたっぷりの森林浴は、寒い中ではあ

りましたが、心地よい汗をかき、予想

以上に感動的なウォークでした。

この公園の入口から駐車場へと10分

ぐらい歩くと、こんな風景です。

以前は森が続いていたのでしょうが、

イギリス人などが入植し、牧場として

森林を切り開いていきました。

駐車場に着く頃には雨が降り出し、

車に乗った途端、ざあざあ雨。今日も

ついていると実感。


しばらく行くと、晴れてきました。冬な

のに牧草の奇麗な牧場です。牧場は

自然のようですが、ここも森林を伐採し、

開拓したもの。深い森だったのかと思

うと、現在アマゾンなどの世界各地での

木の伐採で森林破壊が環境問題にな

っている中、オーストラリアも今だっ

たら、大変な問題になっていたかも

しれません。

牧場による牧畜業で、オーストラリア

は資源大国になっていますが、その

陰には、膨大な森林破壊があったのです。

そのために絶滅した植物や動物はたくさん

いたでしょうが。

開発や開拓。それをしながら、人類は

発展してきたわけですが、時代の前後に

より、それが善や悪になるわけです。

考えさせれる問題です。そんなことを感じ

ながら、まだオーストラリアの旅は続きます。