こんばんは 「ようよう坂町」
酔い酔いになり、二日間ブログをご無
沙汰しました。楽しい仲間と気持ちよく
飲むとつい飲み過ぎてしまいます。
昨日は、今日と打って変わって秋晴れ。
彼岸の入りでしたが、朝わが母校の横浜
小学校の運動会があり、見に行ってきま
した。今年初めて「太陽みたいに輝こう」
というテーマを掲げたそうです。
競技に入る前の準備体操は、ラジオ
体操第一です。中学校は第二でした。
赤・白の応援団による応援合戦です。
1年生の競技といえば、やはり玉入れ
マーケットの準備、墓参りをし、午後
からは「商工会職員パワーアップセミナ
ー」があったので、出席しました。
昨年のセミナーでは、全国展開の事例
発表をしました。県内職員311名のうち
222名の出席です。今回のスローガン
は「私たちから変わらなきゃ!」
始まる前に「広島県商工会職員宣言」
を全員で唱和します。
開会挨拶の後、広島法務局調査官
から「法人登記事項証明(オンライン)
請求制度」ついての研修がありました。
この制度はインターネットで不動産登記
(土地、建物)及び商業法人登記(会社、
法人)の登記事項証明書の送付を請求
することができるというお得で便利な制度
です。郵送による請求の場合の手数料は
1,000円ですが、インターネットによる場合
は700円です。
よる「裁判員制度について」の研修です。
裁判員制度は平成21年5月21日から
裁判所の内部の様子です。裁判官と裁判員9名が裁判席に並び
ますが、その後ろに万が一の場合に
この8月25日に裁判員候補者名簿が
既に市町村に送付されているそうです。
12月末候補者の通知されるそうです。
広島県では5,100人、457人に1人です。
全国では352人に1人の割合です。
ちなみに海田町は50人、坂町は24人
です。
次に広島県連専務理事による「商工会等
のあり方に関する検討と商工会職員の
意識改革①」として、経営支援を中心に
した巡回指導の徹底と農商工連携、地域
資源活用事業などで地域密着支援体制の
強化を図るとともに、組織率の改善や効果
的・効率的に仕事をやっていくための意識
改革や体制作りの重要性を強調されました。
次は同じテーマで、元全国商工会職員
協議会副会長が、全職協は今まで職員
の働く環境整備ということで、メンタルヘ
ルスなどの福利厚生に取り組んで来て
それなりの成果を上げてきたが、今日の
商工会の置かれている存亡の危機的状
況を考えるとき、元気な商工会を目指して
職位一丸となって取り組む意識改革が
重要で、今年度の新たな地域力連携拠点
次いで、鳥取県商工会職員協議会会長
が「鳥取県の現状と産業支援センター」
について説明されました。鳥取県は36
商工会から合併で現在19商工会です。
平成18年から商工会に対する補助金が
交付金になっており、自由に使える便利さ
はありますが、実績がなければ削減という
厳しいものです。
平成19年度から、経営支援成果をより
高めるため「産業支援センター」体制へ移行。
複数の商工会でセンターを設置。経営指導員
全員を集中させます。経営指導員は経営支援
専門員として、巡回指導による対象地区や商
工団体の枠を超えた3名から5名のチームに
よる支援に重点を置き、創業、経営支援などの
支援を行うことになっています。
補助員や記帳専任職員は経営支援員で日
常的な経営改善普及事業の支援を行います。
各商工会は経営支援員のみです。
産業支援センターのメリットは
①経営支援と組織運営にメリハリをつける。
②人材を集中化させることで多様な経営支援ができる。
③組織機能・権限・責任体制を明確にできる。
④職員間の競争意識が高まり、レベルアップが図れる。
⑤地域ビジョン実現のため、広域的なまちづくりの
推進が可能になる。
以上ですが、大いに参考になりました。
次いで、鳥取県の事例として行われて
いる「鳥取県産業支援センター支援
発表大会優勝者の主張発表」があり
ました。鳥取県中部商工会産業支援
センターの経営支援専門員の事例発
表です。経営支援発表大会は平成12
年度から、商工会全職員を対象に、ス
キルアップ、支援情報の共有化などを
目的に行われていましたが、現在では
それにプラス、プレゼンテーション能力
の向上、商工会支援の対外的アピール
を狙い、県市町村担当課、関係機関、
商工会役員などを対象者としています。
「計画・実行・見直し・そして成果へ!
~ある牛乳販売店の取組~」への支援
内容と成果についての説明がありました。
3名のチームによる診断を行っていきました。
現状分析⇒課題抽出と方向性決定⇒
改善提案⇒実践⇒継続支援⇒繰り返し
鳥取県の新しい試みを熱心に聞く職員。
合併から合併後の商工会あり方について
大いに参考になった事例でした。
最後は全国連から駆け付けていただいた
全職協担当者の「全国商工会職員協議会
を取り巻く環境について」の説明がありました。
全職協からの「将来あるべき中小企業支援
団体」についての意見書が9月1日に提出され
た報告と今後いかに商工会のファンをつくる
ことの重要性を強調されました。
長い密度の濃いセミナーが終わった後は
待ちに待った?情報交換会です。
会場は海の見える部屋です。向こうに
見える橋がおなじみの「広島大橋」「ひろし
視察に来られた岡山県の職員協議会の
役員さんの来賓を含め、150人余りと
今回しかないので、久しぶりに会う方々も
多く、情報交換に花が咲き、おいしい料理を
食べる暇がありませんでした。
やはり県下の職員の多くが一堂に会する
ことは、パワーを感じます。厳しい状況下
の商工会環境の中で、仲間がたくさんいる
んだと心強い連帯感で、新たな意識を持ち、
これからの仕事に励んでいこうと元気をいた
だきました。ありがとうございます。
この後は、食いたらず、飲み足らずでしたので、
市内に繰り出し、二次会でした。メンバーは
富士登山をした仲間でした。