富士山のご来光 | ウオーキングの町 坂町

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瀬戸内の海と山の自然豊かで人情味のある坂町!ネットワークされ、バラエティに富んだウオーキング道を活用し、「ウオーキング日本一のまちを目指して」歩き出します!!『悠々健康ウオーキングのまち』宣言をしました。

こんばんは 「ようよう坂町」


私たちにエネルギーを与えてくれる

太陽。今は暑い時期なので、何とな

く避けていますが。

1月元旦は初日の出を拝みに山へ

登ったりします。今年坂町元旦の

初日の出です。北京五輪男子マラ

ソンでメダルが期待される尾方選

と佐藤選手の日頃の練習場所

の中電グラウンド付近です。

日頃の日の出には関心のある人は

少ないようですが、私は朝ジョギング

をしながら、日の出に手を合わせて

います。

このたびの富士登山ではやはり日

の出、頂上でご来光を見るのが目

的の一つです。ご来光とは、高山の

頂上で見る荘厳な日の出のこと。

日本一の富士山で拝むご来光はや

はり日本一でしょう。とはいいながら、

台風接近の雨予報で見られるかが

心配でした。

頂上でご来光を見るには、私達の

ように8合目付近の山小屋に泊り、

仮眠し翌朝2時か3時頃出発して

頂上にたどり着くか五合目から夜

しかけて登ってくる方法があります。

夜通し登るというのはかなり体力に

自信がないと無理でしょう。山小屋の

外で時間調整している人もいます。

この夜は満月でした。その中、下を

見ると、ライトが数珠つなぎで登っ

てくるのが見えました。

午前1時過ぎの富士山ホテル前は

登山客でごった返し風景。本来なら

ここから(標高3,400m)頂上までは、

1時間半ぐらいで登れるのですが、

混雑すると3時間かかるとのことです。

そんなわけで頂上でご来光を拝むの

なら、午前1時起床して登らなければ

なりません。

3時間もかけて暗い中を登り、混雑し

た山頂より、ゆっくり寝て、ここでゆっ

たりとご来光を拝み、明るくなって頂

上に登る方がいいのではとのホテル

の人のすすめで、そうすることにしま

した。何と頂上でご来光を迎える人は

今年の最高が1万2千人。明日は1万

人ぐらになるのではとのことです。

そんなにたくさんの人が山頂でご来光

をと聞き、驚きです。

夜中、暗い中を本当に続々と登って

来ます。若い人や中国人などの外国

人も多いようです。

午前1時半頃に富士山ホテルを出

発する人たちが、準備をしています。

しばらくひと寝入りし、午前4時半

頃に起床し、外に出たら、少し薄っ

すらしてき、ご来光が期待できそう

です。

少し明るくなってきましたが、雲が

多いため、どうかな。

段々と明るくなってきました。ご来光

を待つ人々も増えてきました。

雲の具合ではっきり分かりませんが、

午後5時を過ぎ、雲間の光具合から、

もうご来光は始まっているようです。

そして、上りきったご来光の全貌が

はっきりと雲間に見えてきました。

感動の一瞬です。手を合わせ、この

瞬間に出会わせていただくことがで

きたことに感謝です。

この間にも、左手の方から雲が迫

って来ました。何とかしばらく持ちこ

たえて欲しいと念じ続けました。

ホテルの人の声がけで、万歳三唱

です。正に皆さん感動と感謝の瞬間

です。全国各地、海外からも多くの

方々が事前準備を重ねられ、長い

登山道をしんどい目をして、ご来光を

仰ぐために、登って来られたのです

から、その想いもひとしおでしょう

雲の動きが激しく、すぐに隠れてし

まいました。

今回のご来光は、雨予報の中でし

たので、ご来光を見たいと思いなが

らも、半分あきらめの部分もありま

した。やっぱり晴れ男かと、つくづく

自分の運の強さを実感させていた

だき、ご来光に手を合わせながら、

ただただ感謝、感謝でした。

無事ご来光の後は、いよいよ山頂

への登山です。