こんばんは 「ようよう坂町」
合併商工会先進地視察のその②は
尾道しまなみ商工会です。
尾道しまなみ商工会は、尾道市を
はさみ、島嶼部の向島町、向東町
商工会と山間部の御調町商工会の
三町商工会が今年4月1日に合併
しました。会員数は824名です。
本所は旧向島町商工会にあり、支
所は御調町。向東町商工会は向島
町と隣合せなので、廃止され、支所
設置はありませんでした。会長と事
務局長は旧御調町です。
今回の視察は御調支所を訪れました。
事務局長と御調支所の指導員に
お伺いしました。私達と同じように
三町合併ですが、向東町商工会は
廃止し、向島町が本所、御調町が
支所となりました。商工会議所地区
である尾道市をはさみ、いわゆる
飛び地となっており、両町間は車
で40分かかり、会合などは不便と
のことです。本所、支所間の文書
連絡等は、毎日のメール便を利用
しているとのことで、何かと思いきや
事務局長が、御調町に住んでおら
れるため、本所、支所間を毎日の
通勤で、文書を運んでいらっしゃる
とのことです。これなら連絡が徹底
するということで、わが三町でも活
経営指導員3名、補助員2名、記
帳専任2名の8名、支所は指導員
補助員、記帳専任が各1名の3名
体制です。市の補助金は1,120万
円で合併前より1.5万円減とのこと。
役員は三町で10名ずつと青年部、
女性部、商業部、工業部の4名を
加え34名です。
合併による会員の利便性を落とさ
ないことを最重点とし、人事に大き
な変動はありませんでしたが、本
所は増員、支所は5名から3名に
減員となりました。合併後間もない
ので、合併効果については未定と
研修に入る前、昼食は隣接してい
る「道の駅クロスロードつぎ」でとり
ました。
「道の駅クロスロードみつぎ」は御
調町商工会員の45名の出資会社
「有限会社みつぎ交流館」が尾道
市の指定管理者となり、管理を受
託されています。
国道184号と486号がクロスする所に
立地。市役所支所、子供図書館
子供公園、バスターミナルなどを
併設しており、駐車場も広くお客も
多いようでした。
物産売店は直営で、レストラン、
野菜市はテナントで運営。
年間売上は約2億円、来客数は
約35万人と、年々増加している
とのこと。社員数はパートを含め
50名。御調町では大きな会社と
なっています。
クロスロードみつぎです。国道側
から見たところ。
これだけでも年間1億2千万円の
(現在では特別会費)を入れていた
だいているとのこと。また、財源確
保として、2つのライオンズクラブ
から事務委託を受け、多額の委託
費をいただいているとのとです。
いろいろなことを教えていただき、
予定時間を30分以上オーバー
大いに参考になりました。尾道
しまなみ商工会の事務局長さん、
指導員さん、職員さんありがとうご
ざいました。これらもどうぞよろしく
お願いいたします。
帰りに道の駅でお土産をしっかり
買わせていただきました。