こんばんは 「ようよう坂町」
毎週金曜日朝7時から広島でいわ
ゆる自己啓発と異業種交流の会で
ある「積極人間の集い」があります。
昭和57年7月に創立され、今日で
何と1,244回目です。
会の進行は7:00~7:40がゲストスピ
ーチ7:40~8:30が会員スピーチ、
そして希望者はその後近くの喫茶
店でモーニングを食べながらの交流。
今日のゲストは、広島文化短大の
名誉教授の石見國夫先生でテーマ
は「ペンネームみちわたるのボラン
ティア活動」でした。
先生は68歳で、「みちわたる」という
ペンネームで、数十曲を作曲されて
おり、1994年広島市であったアジア
大会の応援歌「おめでとう、ポッポ
・クックちゃん(アジア大会広島のマ
スコット)」の作詞・作曲をされた方と
のこと。全くそんな歌があるなんて
知りませんでしたが、今朝はその
歌を振り付け付きで楽しく歌って
いただきました。朝から爽やかな
気持ちになりました。
なかなかユーモアに富んだ先生です。
担当は地域福祉で、経営母体が
一緒の我が呉大学坂キャンパスに
もおられたとのことで、世の中狭い
なあと感じました。
先生は皆さんペンネームを持ちま
しょうといわれました。一人の人が
たくさんペンネームを持てば、過疎
の町だって、人口が増えるではない
かと、変な論ですが、面白い地域
協議を行っている3町(船越町、
海田町、坂町)商工会女性部の
県連提案公募型事業の広域女性
部活性化事業があり、女性部長と
出席しました。3町女性部では
今年度のテーマを特産品の開発
で取り組んでいます。
当町の全国展開事業の成果物
(ようよう芋とウオーキングマップ)
を持参し、PRをしました。
会は、幹事である船越町女性部長
の挨拶で始まりました。
次いで船越町指導員が今までの
事業経過報告と2/10~11に熊本県
八代市及び植木町で行った視察
報告をしました。
八代市は海田町の女性部役員さん
のメロン農家の実家があるところで、
捨てられる「摘果メロン」の活用に
ついて研究をし、植木町では漬物
3町女性部の特産品開発は、この
捨てられる「摘果メロン」と船越町
にある酒日本一に輝いたことのある
酒造場の酒粕を使い、「酒粕のメロン
漬」を開発しようというものです。
たまたまひろしま夢ぷらざで販売され
ていた三次市三和町の「酒粕のメロン
漬」があったので、試食をしていただ
いので、改良の余地ありとの感想
この後、隣町(広島市安芸区矢野町)
の老舗漬物店佐々木敏郎商店の
佐々木敏之社長にお出でいただき、
「摘果メロン漬の加工技術につて」と
梅干や奈良漬けはその代表ですが、
最近の漬物の傾向は、美味しく食べ
られる、色合いなどの見た目がよく
ないと売れないとのお話でした。
浅漬けか古漬けかにより、漬け方が
違うし、夏を越すか越さないかで
またその漬け方も違ってくるとのお話
でした。漬物で一番大事なのは、
「最初に塩できちっと野菜を殺す」
ことで、塩を充分使うことで、これを
おろそかになると、酸っぱくなったり、
硬さがなくなったり、色合いも悪くなる
とのことでした。
漬物は塩分が多いそうですが、
浅漬けで2~3%、普通で5%ぐらい
で、ハムソーセージなどの7~8%に
比べると少ないとのことで、健康
食品なので、見直しをして欲しいと
社長のお話を聞いていたら、実際に
特産品としての漬物を作るということは
大変そうなので、引き続き漬け方の
指導もお願いすることになりました。
次回は、摘果メロンが試験的に届く
3月6日に、坂町で実際に漬ける作業を
佐々木社長に指導していただき行う
ことになりました。