こんばんは 「ようよう坂町」
今日は経済産業局主催の「中国
地域起業家教育推進ワーキング」が
あり、出席しました。昨年11月に続き
2回目です。出席者はワーキング委員
として、鳥取県教育委員会事務局、
岡山東商業高校の先生、鳥取商工
会議所の中小企業振興課長と私の
計4名と中国経済産業局新事業支援
室長、中小企業課課長補佐、係長の
4名と事業委託を受けている事務局
成研の人の計9名でした。
会議は、事務局から12月15日に
開催された「ワークショップ」実施
結果報告で、岡山県立津山商業
高校でのLLP(有限責任事業組合)を
設立し、錦鯉の販売を行うなどの
起業家取組み、岡山県片上小学
校の販売体験学習などの起業家
教育の取組み状況の説明があり
ました。
続いて、事業事例のヒアリング調査
結果報告として、
①山口県防府商業高校の「防府
市の観光戦略を考える」事業
②山口県央商工青年部交友会の
「こどもチャレンジショップ」事業
③中国電力㈱の「私たちのTV会社
でふるさと企業のCMを作ろう」事業
④岡山県津山商業高校の「LLP設立
による経営実践」事業
⑤岡山県備前市片上小学校の「商品
企画製造販売体験活動」事業
以上の説明がありました。
この後、望ましい起業家教育のあり
方について議論しました。議論の
結果を報告書にまとめ、2月6日の
委員会に提出するわけですが、
予定時間を1時間オーバーしましたが、
充分に議論する時間がなく、消化
不良でワーキングが終わったようです。
結果的には、地域に根ざした「起業家
教育」を進めるためには、実施主体と
して、①学校主導型、②産業界主導型
③行政主導型が考えられるが、いずれに
しても、「地域」との連携、協力が必要で
起業家教育の円滑な推進や継続実施の
ためには、学校、教育委員会・行政、
商工会・会議所などの産業界、保護者など
による「起業家教育推進協議会(例)」の
ような連携体制作りが必要であろうと
結びました。
ちなみに、当町では、小学生対象の
「キッズ起業家育成塾」を商工会主催の
もと、教育委員会・呉大学の共催を得、
16年度、17年度は経済産業局の
補助事業、18年度からは商工会の
単独事業です。10月~11月と2月
~3月の計2回実施で、土・日を
計4回使い、お店の経営の勉強会と
実際の販売体験会を行っています。
販売体験会は、数名でお店を担当し、
さかサンデーマーケットに出店し、
一般のお客さんに販売しています。
昨年11月で7回目が終わり、2月から
8回目を行う予定です。
「キッズ起業家育成塾」で学んだ子ども
たちが、お金や働くことの大切さを
身につけ、将来商売に関心を持って
くれ、商売人の後継者として、また
起業家として羽ばたいてくれることを
期待しています。