こんばんは 「ようよう坂町」
年が明け、夕方が明るくなった
とは思いませんか。日の入時刻は
冬至の日が17:04でしたが、現在
17:20ともう16分も日の入りが遅く
なっています。
ところが、日のではどうでしょうか。
冬至の日は7:13でしたが、現在
7:17と最も遅くなっています。
新聞によると、1月2日から7:17に
なり、多分1月12日か13日まで続く
のではないかと思われます。
だからまだ朝は遅いのです。
日の出、日の入とはどういった
状態を示すのでしょうか。
まず日の出とは『太陽の上縁が
地平線(水平線)から現れる時」と
定義されています。したがって、
元旦の「初日の出」とは、今まで、
太陽が上がった状態の時まで
「初日の出」なんて言っていました
けど・・・こういった定義から言えば
「太陽が姿を現している状態」は
初日の出とは言わないのでしょうね。
初日の出の瞬間には、太陽は上縁
しか見えないわけですから。
『太陽の上縁が地平線(水平線)に
隠れる時』と定義されています。
ちなみに、元旦の日の出時刻は
一番早いのが南硫黄島6:18、本土
では、富士山頂の6:45 広島は
7:16で、日本で一番遅いのが
福岡・長崎で7:23です。一番西の
那覇は7:17です。
日本は狭いといいながら、時差的に
いえば1時間ぐらいあるわけです。
私のラジオネームは「暁のジョガー」
といいますが、暁といえば、昔「暁の
超特急」といわれた陸上100メートルの
吉岡隆徳が有名です。1932年のロサン
ゼルス五輪の100メートルで堂々6位
入賞されるとともに、1935年には
当時の世界記録タイの10:30で走って
おられます。それにあやかってと
早朝走るので、そう名づけました。
では暁とは一体いつごろをさすので
しょうか。明け方とは
明けて明るくなる時間帯をいいますが、
明け(あけ)・夜明け(よあけ)・暁(あか
つき)・東雲(しののめ)・曙(あけぼの)・
黎明(れいめい)などといわれています。
暁(あかつき)という言葉は、現代では
太陽は出ていないが、空が明るくなり
出している状態を指しているようですが、
古語では「未明」(空が明るくなる前の
状態で午前2時ぐらい)を表すとのこと。
したがって、厳密に言えば「暁のジョガー」
でなく、「曙」とかの方がふさわしいような
気がしますが、横綱曙のイメージでは
走るイメージにはつながりません。
真っ暗な中から少しずつ明るくなってくると
走りやすくなってきます。